主観を磨く意思決定
意思決定の質を高める

参加者の声 

2008年度日程

Session 1 2 3 4 5 6
C日程 2009年 1/22(木) 1/29(木) 2/5(木) 2/12(木) 2/20(金) 3/5(木)

C日程セッション5の日程が変更になりました(10/21更新)。お申し込みの際はご注意ください。
(すでにお申し込みいただいている皆様には別途ご連絡いたします。)

2009年度日程

Session 1 2 3 4 5 6
A日程 2009年 5/20(水) 5/27(水) 6/3(水) 6/10(水) 6/24(水) 7/1(水)
B日程 2009年 9/30(水) 10/7(水) 10/14(水) 10/21(水) 10/28(水) 11/4(水)
C日程 2010年 1/20(水) 1/27(水) 2/3(水) 2/9(火) 2/17(水) 2/24(水)

プログラムの概要

主観を磨く意思決定「人は普段どのように意思決定しているのか」を心理学や脳科学のアプローチから解き明かし、意思決定の際に陥りやすい過ちと補正方法を学びます。

「人はどのように意思決定するべきか」という合理的な意思決定手法も数多く開発されていますが、それらを効果的に活用できる場面はごく限られています。意思決定がうまくいかない理由を知るためには、まず普段の意思決定を適切に理解する必要があります。
本プログラムでは、意思決定がバイアス(偏り)によって無意識に歪められる瞬間を体験し、自らの気づきと講義を通して人間の意思決定の本質を理解します。そして今後の意思決定において心掛けるべき点とビジネスそして組織づくりへ応用する考え方を身に付けます。

セッションの内容

Session1 成功する意思決定とは

成功する意思決定と失敗する意思決定の違いはどこにあるのか。
意思決定と成果の関係を考察し、あるべき意思決定を追究した合理的な意思決定手法の体験を通して、その限界と人間が本来持っている意思決定の姿を考える。

  • [気づき]
  • 人間は自分が思っているほど合理的ではないことに気づく。
  • [キーワード]
  • 成功要因の神話、イナクトメント理論、予言の自己成就、限定合理性、規範的意思決定論、行動意思決定論、感情

Session2 データの収集と分析のバイアス

データの収集・分析や未来予測、投資の意思決定に関するバイアスを学び、人間が確率やリスクをきちんと認識できないことを理解し、論理的・統計学的な思考を習得する。

  • [気づき]
  • 人間には一部の論理的・統計的思考能力が生まれつき欠けていることに気づく。
  • [キーワード]
  • ヒューリスティック、バイアス、認知的不協和、生き残りのバイアス、ギャンブラーの錯誤、平均への回帰、選言的事象の生起確率の錯誤

Session3 シナリオ・シンキング演習

バイアスの影響を補正しつつ、論理的にビジネスのシナリオを作る力を養成する。

Session4 意思決定のフレーム

人間の意思決定は常にフレームの中でおこなわれており、フレームによって判断が変わることを体験する。
そして市場への参入とM&Aの意思決定、市場からの退出と事業売却の意思決定という、企業にとって極めて重要な場面を例に「はじめる意思決定」と「やめる意思決定」にどのようなバイアスが影響しているかを学ぶ。

  • [気づき]
  • 自分の意思決定がさまざまなフレームに囚われていることを自覚する。
  • [キーワード]
  • 投錨効果(アンカリング)、譲歩的要請法、社会的証明、呪われた勝利、帝国の建設、プロスペクト理論、損失回避、現状維持バイアス、埋没コスト、弱虫ゲーム、授かり効果

Session5 意思決定における利己心と公正感情

人間と利己心は切っても切れない関係にある。利己心を否定するのではなく、経営者や従業員の利己的な意思決定を理解し、組織目標と一致した方向へ向かわせるための考え方を学ぶ。あわせて、人間の公正感情を理解する。

  • [気づき]
  • 利己心は無理に排除しようとするよりも、組織目標に合致する方向に誘導することが重要であることに気づく。
  • [キーワード]
  • 共有地の悲劇、機会主義的行動、情報の非対称性、エージェンシー問題、戦略的表明、衡平理論、トーナメント理論、最後通牒ゲーム

Session6 会議による意思決定

「三人寄れば文殊の知恵」というが、心理学の研究によれば、集団で議論することでかえって愚かな意思決定に至ることがしばしばである。集団的意思決定のバイアスと補正のポイントを理解し、演習で合議決定の質を高める手法を体験する。

  • [気づき]
  • 集団で議論することでかえって愚かな意思決定に至ってしまう事例が少なくないこと、集団の選好における自分の考えが間違っているかもしれないこと、議論にはいくつかの方式があることに気づく。
  • [キーワード]
  • 選択シフト、集団思考、社会的手抜き、お手盛りシフト、合意の錯覚、集合的無知、脚立法、悪魔の代理人法

関連するプログラム

 目に見えるロジカル・シンキング
論理構造の可視化表現である“図解”を多用し「ロジカル・シンキングの基本ツールの習得」を通して、論理的思考力とコミュニケーション力を高めます。
 戦略的交渉力
交渉に必要な論理的分析力、創造的思考法を学び、実際の交渉場面を想定した模擬交渉の実践を通して価格競争に陥らない交渉力を高めます。
 エナジャイズド・コミュニケーション
「コミュニケーションを科学する」という観点を取り入れた最新の理論とトレーニングによって、「聴く」「引き出す」「主張する」コミュニケーションをバランス良く体得します。

参加者の声

  • 具体的な事例が多く、「気づき」の多い内容で非常に興味深く受講できました。
  • いい意味で裏切られました。意思決定を考える上で、このようなアプローチがあるとは思ってもみませんでした。
  • 意思決定することに対し不安感のようなものがありましたが、拠り所になる知識を得られたと思います。
  • 今までの実務経験をまとめる形になっていて、有意義でした。
  • バイアスを体験できたことがよかったです。わかっていたつもりでも、はまってしまうことが多々ありました。
  • あっさりと鋭いことをおっしゃるのがすごいと思いました。もっとお話を聞きたかったです。

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※2009年1月時点での予定です。日程・内容等は都合により変更となる場合がございます。