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イノベーション思考実践 
新たなものの見方、発想を生み出す

参加者アンケート 

このプログラムの開催は終了しました

2011年度以降の開催はございません。ご関心をお寄せ下さった皆さまには大変申し訳ございませんが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

 

イノベーション思考実践イノベーションは、的確な課題を発見し、新技術・アイデアとの「意外な組み合わせ」を導くことによって創出されます。
本プログラムは、ビジネス・エスノグラフィ(※)の考え方を用い、製品やサービス、社会システム、ビジネスモデルなどに新しい変化をおこすイノベーション活動のプロセスをワークショップ形式で実践します。
課題とアイデアをつなげるために必要なマインド、メソッドを身につけることで、イノベーションをおこすための思考法を学びます。

ビジネス・エスノグラフィでイノベーションの思考法を学ぶ

ビジネス・エスノグラフィとは物的欲求が満たされ市場が飽和している現代において、新たな価値観を提供するイノベーションの創出は、以前に比べ格段に難しくなっています。仮説を立て、大量に氾濫する情報の中から適切なデータを収集し、調査・分析する従来の仮説検証型の思考法では、すでに多くのビジネスパーソンが、課題とアイディア・技術との間に「意外な組み合わせ」を生み出し、新たなイノベーションを起こすことに限界を感じているのではないでしょうか。

そのような中、商品・サービス開発をはじめ、組織・業務の改善プロセスなど幅広い分野で近年注目・導入され、着実な成果を挙げているのが、人類学で古くから活用されてきたフィールドワークのエッセンスをビジネスに応用した、「ビジネス・エスノグラフィ」と呼ばれる思考法です。仮説を立ててから調査する(仮説検証型)のではなく、集めた情報から対象者を理解し仮説を導き出す(仮説構築型)点が最大の特徴です。

ビジネス・エスノグラフィとはビジネス・エスノグラフィでは、インタビューや観察によって対象者に深くコミットし、対象者の視点に自らを重ね合わせることによって、対象者の生活様式や価値観、葛藤や矛盾を内的に体験しながら、自身の視点だけではとらえることができなかった世の中の動向や変化を複眼的に理解・解釈し、イノベーションにつながる新たなインスピレーションやアイディアを獲得します。

 

東京大学 i.schoolの取り組み
講師がディレクターを務める東京大学 i.school(イノベーションスクール)では、価値観の多様化、複雑化・高度化する社会問題、資源と環境の危機といった20世紀的なシステム、考え方、そして生き方では行き詰まりを迎えている現在において、ビジネス・エスノグラフィの考え方を用いてしてイノベーティブな人材の育成に取り組んでいます。  
東京大学 i-school http://ischool.t.u-tokyo.ac.jp/  

進め方

演習、ロールプレイを交えて進行します。
フィールドワークは「働く母親と子どものより良いコミュニケーションに向けて」をテーマに、アイデアが構造化されるまでのプロセスを体験します。

セッションの内容

Session1 イノベーション思考とは

技術ありきのイノベーションではなく、生活者の価値観や習慣にインスピレーションを得て設計するイノベーションの概要と特徴を解説する。

Session2 フィールドワークの準備

新しいビジネス機会を見つけ、そこから創造的なアイデアを創りだす最適な方法は、通常、接しない人の日常生活に入り込み、人がそれぞれの環境の中でどのように感じ、行動しているかを対象者と同じ目線で観察することから始まる。
フィールドワークに必要な材料の集め方、観察対象の選び方、観察方法を学ぶ。

あつめる:フィールドワーク (Session2〜3の期間に各グループで実施)

モチベーション・メーカーのメンバーと一緒に、観察対象者にインタビューを実施し、イノベーションのヒントとなる情報をあつめる。

※Session2以降、NPO組織「Motivation Maker」(モチベーション・メーカー)のメンバーが参加者をフォローします。

Session3 まとめる:集めた情報の整理

フィールドワークで集めた情報をストーリーに仕立てて語りながら共有、整理し、対象となる人々のものの見方、価値観を分析する。

Session4 つなぐ:問題とアイデアの統合

分析した情報を、フレームワークなど目に見える形に落とし込み、解決したい問題と、解となるアイデアのつながりを見つけ、仮説を立てる。

Session5 伝える:発表とリフレクション

フィールドワークの結果を発表する。さらに、発表内容をブラッシュアップし、実現させるためのポイント、リスク、マインドについて議論する。

 

Motivation Maker(モチベーション・メーカー)

モチベーション・メーカー東京大学本郷キャンパスに活動拠点を置き、社会人に「イノベーション」、子供に「モチベーション」の人材育成事業を行っているNPO組織です。Session2以降、参加者のみなさまをフォローします。

http://www.motivation-maker.org/

参加者アンケート

  • 文字通り、イノベーション思考を実際に体験することができました。特に、実際にインタビューを行い、それに基づいて議論し、まとめるという過程は、貴重な体験になりました。モチベーションメーカーの皆様にも適切にアドバイスいただき、有益でした。この手法を何らかの形で実務に活かして行きたいと思います。

  • 常にポストイットと戦い、思考実践を繰り返し体験できたことは良かったと思います。プログラム名そのものでしたね。普段の仕事ではいかに効率良く収束させるか(答えを出すか)という議論が多いなか、今回のプログラムはいかに発散させるかという場面が多く、頭は疲れますがリフレッシュされた気もします。ミニフィールドワーク(ミニインタビュー)のようなものを経験・練習した後に、本番ができれば・・・なんて贅沢ですよね。

  • 実践的、また田村先生の経験に基づく説明をいただいて、決して書籍などでは得られない密度の濃い時間だったと思います。ファインディングス→フレームワークの議論にもっと時間を割きたかったようにも思いますが、結果的にはこれでよかったのかもと思います。何とか今回得たものを活かしていきたいです。サイコーに楽しかったです。

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※2011年12月時点での予定です。日程・内容等は都合により変更となる場合がございます。