ラーニングイノベーション論
あなたが変われば 人が変わる 組織が変わる
2010年度日程
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5/17(月) | 5/27(木) | 6/24(木) | 7/15(木) | 7/22(木) | 7/26(月) |
| 14:00-21:00 | 18:30-21:30 | 15:30-21:30 | 14:00-17:00 | 18:30-21:30 | 18:30-21:30 |
| 松尾・中原 | 守島・中原 | 矢部・山下・中原 | 田沼・田村・中原 | 妹尾・中原 | アキレス・中原 |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 8/3(火) | 8/20(金) | 9/9(木) | 9/16(木) | 9/30(木) | 10/28(木) |
| 14:00-18:00 | 13:30-17:30 | 18:30-21:30 | 18:30-21:30 | 18:30-21:30 | 18:30-21:30 |
| 金井・中原 | 高尾・中原 | 渡辺・中原 | 長岡・中原 | 酒井・中原 | 中原 |
プログラムの概要
企業人材育成のあり方が、今まさに「変革」の時期を迎え、人材育成が組織や職場のニーズ、経営戦略の実現、ひいては企業変革にいかに貢献できるかが問われています。
本プログラムは、
1. 学習理論、動機理論、戦略人事の基礎知識を理解する
2. 最新の企業人材育成のトレンド(場の志向、対話志向、現場志向)を知る
ことによって、「自社にフィットした人材育成のあり方」を見いだし、プランニングすることをめざします。
さらに自らも企業人材育成プロフェッショナルとして学び、成長し、変革する主体であることを認識し、自身や自部門の仕事をどう変革し、今後どのような新たな役割を担っていくべきなのかについても考えます。
進め方
「講師の話を聞くこと」だけを目的とせず、参加者自身による「1.聞く」「2.考える」「3.対話する」「4.気づく」「5.他者に学びを語る」「6.やってみる」という6つの学習活動を循環しながら進行します。
セッションの内容
Session1-1
イントロダクション〜働く大人の学びを科学する
[ファーストトラック:働く大人はいかに学び、成長するのか]
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
プログラムの目的と意義を明確にし、働く大人の学びについて解説する。
Session1-2
経験学習とOJT研究の現在〜働く大人が学ぶメカニズムを探求する
[ファーストトラック:働く大人はいかに学び、成長するのか]
- [ゲスト講師]
- 松尾 睦 神戸大学大学院経営学研究科教授
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
不確実、不安定、そして矛盾に満ちたビジネスの世界では、机上の学びだけではなく、現場でのオン・ザ・ジョブ・ラーニングを通した経験知の獲得が大きな効果を発揮する。
個々が他者との関わりや経験から学び、成長するためには何が必要なのか。経験からの学習メカニズムとともに、学習を促すOJTのあり方を考察する。
Session1-3
「大人の学び」ワークショップ
[ファーストトラック:働く大人はいかに学び、成長するのか]
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
大人の学びと子どもの学びの違いとは何か。大人にとっての成長とは何か。
LEGOブロックなどを活用したワークショップと参加者同士の交流を通して、“大人の学びの本質”を考える。
Session2
日本型戦略人的資源論とはなにか
[ファーストトラック:働く大人はいかに学び、成長するのか]
- [ゲスト講師]
- 守島基博 一橋大学大学院 商学研究科教授
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
企業の競争力や組織能力を高めるには、中長期的な観点による人材育成が重要であり、そこには企業目標の達成という「経営側の視点」とともに、社員の意欲を維持し、継続的な学習をモチベートするための「働く人の視点」も必要となる。
働く人の成長と戦略達成をどう連動させていくのか、そしてその結果、組織全体としてタレントマネジメントにどのように取り組んでいくのか、組織と社員の両方にとって価値のある戦略人材マネジメントについて考える。
Session3-1
ラーニングピクニック:やる気をひきだすマネジメント〜社員自ら考え創るわたしたちの働く場
[ファーストトラック:働く大人はいかに学び、成長するのか]
- [ゲスト講師]
- 矢部輝夫 鉄道整備株式会社 常務取締役経営企画部長
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
新幹線などの車内整備を行う鉄道整備株式会社では、『さわやか、あんしん、あったか空間の創造』をキーワードに、「自ら考え、自ら実行する」社員の育成を行っている。
多様な経験や社会背景を持つ社員のやる気をいかに引き出し、自らが働く場を創りあげることができるのか。実際に東京駅構内の“働く場”を見学し、そのマネジメントについて考える。
Session3-2
働くみんなの動機論
[ファーストトラック:働く大人はいかに学び、成長するのか]
- [ゲスト講師]
- 山下 京 近畿大学 経営学部キャリア・マネジメント学科准教授
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
人が学び、変化する上で、その原動力となるモティベーションは欠かすことのできない問題であり、従業員のモティベーションを高めることは、組織の利益に大いに貢献すると考えられ、企業人材育成における永遠のテーマでもある。
モティベーション論の基礎を解説し、目に見えないモティベーションを測る方法を検討するとともに、さまざまな組織調査データをもとに、従業員のワーク・モティベーションと企業業績や組織文化との関係について考える。
Session4
ラーニングピクニック:イノベーティブな人材が育つ場〜博報堂大学
[セカンドトラック:人材育成のトレンドと事例]
- [ゲスト講師]
- 田沼泰輔 株式会社博報堂 人材開発戦略室室長代理兼キャリア開発部長、博報堂DYホールディングス イノベーション創発センターKSP推進グループグループマネージャー
- [ゲスト講師]
- 田村 大 株式会社博報堂 イノベーション・ラボ上席研究員
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
博報堂では、「博報堂大学」というコーポレートユニバーシティ(企業内大学)を設立し、イノベーティブな人材の育成に、特色ある方法にて取り組んでいる。
実際にコーポレートユニバーシティを訪問し、イノベーティブな人材育成の背景とそこでの活動について伺い、人材育成における組織と個人の新たな関係について議論する。
Session5
知識創造理論の現在〜知識創造をめざす場のデザインとは
[セカンドトラック:人材育成のトレンドと事例]
- [ゲスト講師]
- 妹尾 大 東京工業大学 大学院社会理工学研究科経営工学専攻准教授
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
社会人の学習や教育への関心が高まっているなか、いかに働く大人の学びの場を再編成するのかについては未だに議論が尽くされていない。働く大人が知識を生み出す場はどのように創り出すことができるのか。ワークプレイスのデザインとともに、知識創造の場について深める。
Session6
ネットワーカーとしての人材開発部門のあり方
[セカンドトラック:人材育成のトレンドと事例]
- [ゲスト講師]
- アキレス美知子 株式会社あおぞら銀行 常務執行役員人事担当
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
ひとつの部門で人材開発が完結しない今、組織の壁を取り払い、さまざまな部門と連携し巻き込みながら人が成長するプロセスを進めていく必要がある。
ゲスト講師自らが人材開発部門の変革を行った経験をお話いただくとともに、ネットワーカーとして組織プロセスを構築し、社内外に信頼されるパートナーとしての人事組織・人材開発部門のあり方について考える。
Session7
プロセス・コンサルタントとしての人材開発部門のあり方
[セカンドトラック:人材育成のトレンドと事例]
- [ゲスト講師]
- 金井壽宏 神戸大学 大学院経営学研究科教授
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
企業の中で人が大事なこと、人を育てなければならないことは明白であり、学びたい、成長したいと願っている人は多い。問題は、誰がどうやって人を育てるかであり、学ぼう、成長しようとしている人たちを誰がどのようにサポートするかである。
プロセス・コンサルテーションの視点から、人を支援するとはどういうことか、いま人事組織・人材開発部門に求められている役割について考える。
Session8
ラーニングシアター:身体をつかって学ぶ〜体験!インプロビゼーション(即興演劇)
[セカンドトラック:人材育成のトレンドと事例]
- [ゲスト講師]
- 高尾 隆 東京学芸大学 芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野特任准教授
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
身体を使った学びには、私たちを取り巻く序列関係や権威関係を容易に逆転したり、平等の関係をつくり出す効果、そして、ロゴスから私たちを解放する効果がある。近年、研修方法の一つとして注目を集めているインプロビゼーション(即興演劇)で、身体を使った学びを体験する。
Session9
組織文化を変える〜自分の言葉で語り合うよい仕事とは
[セカンドトラック:人材育成のトレンドと事例]
- [ゲスト講師]
- 渡辺雅也 三井物産株式会社 人事総務部人事企画室 兼 ダイバーシティ推進室次長
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
組織変革の拠り所とするのが「組織理念」である。三井物産では「あなたにとっての“よい仕事“とは何ですか?」の問いからはじまり相互に語る「よい仕事ワークショップ」を全社あげて開催し、組織理念の共有への効果をもたらした。
同社のアプローチより、どうすれば、組織理念を社員一人ひとりが語り、全体で共有することができるのか考える。
Session10
ダイアローグチェンジ〜対話による学びの可能性
[セカンドトラック:人材育成のトレンドと事例]
- [ゲスト講師]
- 長岡 健 産業能率大学 情報マネジメント学部 教授
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
結論を急いだり、評価を下すことを目的にするのではなく、メンバー相互が、自分の考えを述べあい、それぞれの考えの背景をさぐり、理解を深め合う探求型の会話形式、いわゆる「対話:ダイアローグ」が近年、注目を浴びている。
対話をビジネスの場面に導入することによって、どのようなメリットが得られるのか。組織理念の共有、組織文化のマネジメントを対象に、対話の可能性について考える。
Session11
“日本で最も人材を育成する会社”をつくる
[ファイナルトラック:未来をつくる]
- [ゲスト講師]
- 酒井 穣 フリービット株式会社 戦略人事部ジェネラルマネジャー、経営企画グループ グループリーダー(兼務)
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
これからの人材育成の実務は、「研修のデザイン」ではなく、「経験のデザイン」という方向に向かう。人材育成における実務の根幹が変化している今、企業の存続になくてはならないイノベーションを起こすことのできる人材をいかに育て企業としての競争優位性を確保していくか。
育成プログラムの設計思想とともに、人を育てる社風の形成について考える。
Session12
これからの人材育成を考える〜企業内人材育成家の挑戦
[ファイナルトラック:未来をつくる]
- [講師]
- 中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
最終課題の発表・講評を行い、プログラムのふりかえりとともに、これからの人材育成のあり方、そして自身の人材育成プロフェッショナルのチャレンジについて考える。参加者全員が、人材育成のプロフェッショナルとしての変革・挑戦に腹をくくるセッションとする。
関連するプログラム
個を活かす人材マネジメント- 「職場風土の作り方」「メンバーを動機づけするための考え方」「ストレスへの対処方法」「能力開発のための仕組みづくり」という4つの観点から人材マネジメントの全体像をつかみ、実践できるノウハウの習得を目指します。
人事プロフェッショナル養成講座- 「人事プロフェッショナル」として求められる機能と役割の理論的枠組みを理解し、運用上のポイントや人事イシューのトレンドも押さえた探索的議論を行います。
キャリア・アドバイザー養成講座- 組織の中にいながら個人の側に立って個人のライフキャリアサポート支援を担う、従来にない組織内プロフェッショナル「キャリアアドバイザー」を育成することをめざします。(慶應大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー共催)
キャリア・アドバイザー養成講座<アドバンス>- キャリアアドバイスを実践する過程においての問題や経験を共有しながら、キャリア・アドバイザーとしてのレベルをさらに高めるプログラムです。 クライアントに適した手法を用いて適切なアドバイスを実際に行うとともに、組織開発の手法についてのスキルや知識の習得をめざします。(慶應大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー共催)









