M&A Review(MIDCグループ)共催
実践M&A講座
M&Aを受ける側・仕掛ける側双方の立場から有効性を検討する
2010年度日程
| Session | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 6/4(金) | 6/14(月) | 6/24(木) | 7/1(木) | 7/14(水) |
| 講師 | 佐山 | 井上 | 服部 | 服部 | 知野 |
| Session | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 2010年 | 7/23(金) | 8/4(水) | 8/23(月) | 9/2(木) | 9/13(月) |
| 講師 | 明石 | 堀之内 | 竹田 | 畠山 | 服部 |
プログラムの概要
M&A専門誌として定評のある『M&A Review』(MIDCグループ)との共催プログラムです。
経営戦略達成の重要な手法として定着したM&A。本講座では、M&Aの戦略立案から、ポスト・マージャーまでの全プロセスにわたる実践的知識と効果的活用のキー・ポイントを、M&Aを仕掛ける側と受ける側双方の立場から検討します。
6年目を迎える今期は、特に近年増大しているクロスボーダーM&Aに重点を置きつつ、豊富な事例研究を通してその特質と成功条件を探ります。
理論と実務に精通している講師陣により、単なる知識付与・情報提供にとどまらない実践的な講座を実現し、統合に際しての組織や人事的課題、ディールを支える財務的側面など、事業戦略の立案・遂行にあたるプロスタッフの養成に役立つ情報を提供します。
セッションの内容
Session1 企業戦略とM&A
深刻な不況に突入した日本経済。あらゆる市場が収縮する中、倒産が増大し、経営統合圧力も増してくる。2009年に各所で起こることが予想される業界再編にどう立ち向かうのか、経営手腕が試される。この大不況下こそ、M&Aによる市場での生き残り、業界再編が必至となる。
M&Aの進め方と企業価値向上経営について考察する。
Session2 M&Aにおける企業価値評価
M&Aの交渉において最重要トピックの一つとなる、企業価値評価の基本的アプローチを講義する。
DCF法、株価倍率法ならびに純資産法の内容、相互の関連性やそれぞれのメリットとデメリット、デューデリジェンスの発見事項の反映の仕方、M&A交渉過程における企業価値評価の役割とタイミングなどに焦点を当てる。また、最近の企業価値評価を巡る裁判例なども参考に、実務上の注意点も検討する。
Session3 買収プレミアムの決定要因
M&Aとは会社支配権の移動である。したがって、M&Aにおける取引価格は通常、株式市場の時価を上回る。これを買収プレミアムという。
本セッションは、理論的アプローチと、統計的手法による実証研究アプローチの両面から買収プレミアムの決定要因を分析し、支払うべき・受け取るべき買収プレミアムの推定を試みることによって、M&Aにおける企業価値評価の実態を研究する。
Session4 M&Aとファイナンス
事業会社がM&Aを行う場合、自己の一株あたり利益(EPS)が増大するか減少するかは、その案件が買手の株価にプラスの影響をもたらすかに関して重要な判断基準となる。そして、EPS変動は買収資金の調達方法(借入金か自己資本)に大きく依存して結果が左右される。欧米の事業会社による買収案件においては、このEPS変動分析が買収のGO/NOT GOの意思決定において一般に重視されている。
一方、買収ファンドによる買収においては、買手は株式を上場していないので、買手(ファンド)にとってEPS変動分析は全く意味を持たない。従ってファンドによる買収(多くの場合LBO)はEPS変動とは全く異なる意思決定モデルで評価される。これら二つの全く異なる意思決定モデルの解説を通じて、M&Aの本質理解を深める。
Session5 事業再生の実務
世界中で、それまで磐石と思われていた大手企業の経営が傾き、事業再生局面に入るケースが散見される。経営環境の変化が激しい現代の経営において、傾きかけた経営を立て直すノウハウの習得は、企業経営にたずさわるものにとって「MUST」となりつつある。
本セッションでは、事業再生の流れ、財務改善や業務改善のポイント、M&Aを用いた事業再生のテクニック等に関して、事例を用いながら実務に即した形で概説する。
Session6 タックス・ストラクチャリングの実務
買収時と買収後の租税負担の多寡は、買収価格の決定に大きな影響を与えている。また、買収後の対応によっては、自己や買収対象会社の有する欠損金や含み損が吹き飛んでしまう事例も生じている。
今回はタックスの観点からみたストラクチャリングの勘どころと、想定外の税務関連の災いに見舞われないための基本的な留意点を、実務家の観点から解説する。
Session7 PMIにおける組織・人事(総論・国内編)
PMIでやるべきことを早期から多面的に準備し、Day1以降、間断なく推進する素地を組織的に高めることが、M&Aの成功に直結する。特に、シナジー創出に向けて如何にして仕事のやり方を変革していくか、そのための組織・人事領域をどのように進化させるかが重要になっている。
本セッションでは、グループ企業再編、対等合併などの事例も踏まえて、ポイントを解説する。
Session8 PMIにおける組織・人事(海外編)
国内に比べると、海外企業買収のPMIにはまた別の意味で難しい問題が多い。そもそも、クロージングに漕ぎ着けられるかどうかが大問題となるケースもある。さらにクロージング後にスムーズなスタートを切るために、いつからどのような準備を進めるべきなのか、クロージング後には実際どのようなことが課題となるのかも含め、実例を踏まえてポイントを解説する。
Session9 事例研究:クロスボーダーM&A
講師自らが手がけたクロスボーダーM&A案件を分析し、その戦略、成功要因、ディールにおける留意事項、アドバイザーの役割等、体験談を含めながらケーススタディ方式で解説する。
Session10 日本のM&A七不思議
1990年以降、日本でもM&Aが増大しており、企業の経営戦略の選択肢として今後ますます重要視されることが予想される。しかし日本におけるM&Aは、欧米のスタンダードから見ると、いくつも奇妙な点がある。
本セッションは、日本のM&Aの常識が世界の常識から大きく逸脱している実態を解説し、最後に日本企業が陥りやすいM&Aの罠を挙げ、日本企業にとってのM&Aの成功の条件を考察する。
関連するプログラム
企業価値評価講座- M&Aや資本政策等において必要不可欠となる企業価値評価の手法をケースメソッド形式で実践的に学びます。
参加者の声
- M&Aについて包括的に学習でき、理解できていること・できていないことを知る大変貴重な機会であった。
- 講師が実務の第一線で活躍されている方々なので、タイムリーなトピックや経験を交えた話を伺えてよかった。
- 一流の講師の講義が聴けたこと、他の参加者の方々からも知的刺激が受けられたことが大変よかった。
- 佐山先生にオーラを感じ、中島先生の講義は10時間くらいかけて聴きたかった。
- これだけの著名かつ優秀な講師をよく集めたと思った。
- もう少し受講生同士でディスカッションする場があったらさらに良いと思います。










