MOT−技術マネジメントと経営戦略の融合
開催予定について
2008年度の開催予定はありません。MOT(Management of Technology)に関するプログラムは MOT−技術立脚型経営を考える [KBS ISSUEセミナー] をご覧下さい。
プログラムの概要
技術をベースに事業を行っている企業・組織において、戦略的視点に立った技術マネジメントが競争優位の源泉としてますます重要となっています。技術の本質を理解し、それをいかに活用して事業に結びつけ、新たな価値を創造するかが多くの企業で課題となっており、そのための技術と経営戦略の融合を図る戦略立案力やマネジメント力が求められています。
本プログラムは企業のコア技術力を高めながら競争優位の確立につなげるためのMOT(Management of Technology)に必要な理論とスキルを、ケース研究、講義、実務家による講演を通して修得することをめざします。
進め方
ケースメソッドセッションでは「個人研究(事前課題)→グループディスカッション→全体ディスカッション→まとめ・レクチャー」の流れとなります。個人研究ではケースを読み込み、ディスカッションの準備をします。
その他のセッションは各セッションのテーマに関わる実務家や研究者の講演、ディスカッションを行います。
セッションの内容【A日程】(2007年度実績)
Session1 事業構造転換とコア技術のマネジメント
カメラメーカーとしてスタートし成長してきたキヤノンは、環境変化に対応しながらうまく事業構造を転換し多角化してきた。そのプロセスに焦点を当て、戦略をどのように推進したか、組織マネジメントはどんなものであったか、コア・コンピタンスとは何か、R&Dの経営能力をいかに開発したか、経営者の役割とは何か、などについて検討する。
- [ケース]
- キヤノン株式会社
Session2 イノベーションのマネジメント
地域ごとのマネジメントにより多国籍に食品事業を展開してきたユニリーバ社は、開発・製造の効率化をねらい開発体制や組織権限を集中化したが、 バター代替品開発・市場創造のグローバル展開に失敗した。このケースをもとに、グローバル戦略とローカル戦略の整合性、製品開発のプロジェクト体制などグローバル環境下におけるイノベーションのマネジメントについて議論する。
- [ケース]
- ユニリーバのバター・ビーター:バター代替品開発のための、グローバル・イノベーション戦略
Session3 市場戦略と製品開発
従来NTTを中心顧客に業務用の情報通信製品を販売してきた日立製作所の情報通信事業部は個人ユーザーをターゲットとした新製品「HI-TWIN」を開発した。このケースでは市場戦略と製品開発について議論するとともに、情報通信製品のパーソナル化の動向をにらんだ新製品開発方法を検討する。
- [ケース]
- 日立製作所:情報通信事業部
Session4 技術経営のための「戦略論」
技術マネジメントと経営戦略の融合の本質や意義、経営的視点から見たMOTに関わるさまざまなイシューや課題について考察し、理解を深め、企業成長を牽引する技術経営について議論する。
Session5 新規事業創出の技術マネジメント
強い研究開発力を軸にイノベーションを継続的に生み、新製品や新規事業を成功させ続ける花王。フロッピーディスク事業の立ち上げやエコナ油、ヘルシア緑茶の開発を指揮してきた責任者の講演を通して、継続的にイノベーションを生むための技術マネジメントや製品開発プロセス、さらに企業風土、人材育成、組織マネジメントなどについて考える。
- [事例紹介]
- 花王株式会社
Session6 競争戦略と戦略形成プロセス
競争戦略の重要な要素にはトレードオフを作り出すことがあり、同時に事業成長には自社の強みを生かした事業間のシナジーの形成が求められる。米国大衆車市場で成功してきたトヨタ自動車が、多くのトレードオフを要求される高級車市場でどのようにシナジーを形成し成功したのかを分析することで、その関係を理解する。
- [ケース]
- レクサス:トヨタ自動車の米国高級車市場への挑戦
Session7 MOT総論 −これからの技術経営
これから求められる経営やマネジメントのあり方や方向性、ビジネスモデルの特徴、MOT人材の育成など、今後のMOTにおけるさまざまなテーマを議論する。
セッションの内容【B日程】
Session1 事業構造転換とコア技術のマネジメント
カメラメーカーとしてスタートし成長してきたキヤノンは、環境変化に対応しながらうまく事業構造を転換し多角化してきた。そのプロセスに焦点を当て、戦略をどのように推進したか、組織マネジメントはどんなものであったか、コア・コンピタンスとは何か、R&Dの経営能力をいかに開発したか、経営者の役割とは何か、などについて検討する。
- [ケース]
- キヤノン株式会社
Session2 イノベーションのマネジメント
地域ごとのマネジメントにより多国籍に食品事業を展開してきたユニリーバ社は、開発・製造の効率化をねらい開発体制や組織権限を集中化したが、 バター代替品開発・市場創造のグローバル展開に失敗した。このケースをもとに、グローバル戦略とローカル戦略の整合性、製品開発のプロジェクト体制などグローバル環境下におけるイノベーションのマネジメントについて議論する。
- [ケース]
- ユニリーバのバター・ビーター:バター代替品開発のための、グローバル・イノベーション戦略
Session3 市場戦略と製品開発
従来NTTを中心顧客に業務用の情報通信製品を販売してきた日立製作所の情報通信事業部は個人ユーザーをターゲットとした新製品「HI-TWIN」を開発した。このケースでは市場戦略と製品開発について議論するとともに、情報通信製品のパーソナル化の動向をにらんだ新製品開発方法を検討する。
- [ケース]
- 日立製作所:情報通信事業部
Session4 技術経営のための「戦略論」
技術マネジメントと経営戦略の融合の本質や意義、経営的視点から見たMOTに関わるさまざまなイシューや課題について考察し、理解を深め、企業成長を牽引する技術経営について議論する。
Session5 競争戦略と戦略形成プロセス
競争戦略の重要な要素にはトレードオフを作り出すことがあり、同時に事業成長には自社の強みを生かした事業間のシナジーの形成が求められる。米国大衆車市場で成功してきたトヨタ自動車が、多くのトレードオフを要求される高級車市場でどのようにシナジーを形成し成功したのかを分析することで、その関係を理解する。
- [ケース]
- レクサス:トヨタ自動車の米国高級車市場への挑戦
Session6 イノベーションと市場創造
激しい市場競争の中で、既成商品の改良だけでなく高い技術開発力と創造力を背景にした高付加価値商品を開発・提供することが独自の強みを作り、他社との差別化を可能にする。タイヤ革命といわれる、パンクしても安全走行可能な「ランフラットタイヤ」の開発責任者の講演を通して、技術マネジメント、製品開発や市場化のプロセス、組織マネジメント、人材育成などについて考える。
- [事例紹介]
- 株式会社ブリヂストン
Session7 MOT総論 −これからの技術経営
これから求められる経営やマネジメントのあり方や方向性、ビジネスモデルの特徴、MOT人材の育成など、今後のMOTにおけるさまざまなテーマを議論する。
参加者の声
- 短時間で密度の濃いケース学習ができた。複数の専門家から、理論と実践の両面で毎回示唆に富む話が聞けた。
- 手法から事例まで、プログラムの対象が広いこと、発言機会が多く参加意識が高まることがよかった。
- 理論をどのように現場展開すべきか、ヒントを得ることができました。異業種の方とのディスカッションから新しい視点を見つけることができました。
- 実務経験者と、これから経営に参画する若手の双方に有益な講義、ディスカッションが提供されたと思います。
- 複数の講師から学べた点。慶應だけでなく、一橋(大橋先生)や早稲田(寺本先生)の講義はスクールカラーも感じることができておもしろかった。
- 慶應ビジネス・スクールのケースメソッドは素晴らしいシステムだと思います。予習は大変でしたが、十分学習できたときはよく理解できました。







