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ポストM&A−統合シナジーの最大化
M&Aを成功へ導く実践手法・PMI

2009年度日程

Session 1 2 3 4
2009年 開催検討中です。

プログラムの概要

PMI(Post Merger Integration):経営統合のマネジメントの理解を深める


ポストM&A PMIの3つの機能M&A興隆の今、統合当初の目的を達成し、様々なステークホルダーの評価を得ることが、M&A成功の要件として求められています。この成否を決めるフェーズのうち、本講座ではポストM&Aに焦点を当て、M&Aを成功に導く実践手法である、PMI(Post Merger Integration):経営統合のマネジメントについて理解を深めます。
特にPMIを支える以下の3つのエッセンスについて、合併、買収、持株会社化といった各種M&Aの実例を題材に、参加者同士のディスカッションを通して検証し、浮き彫りになった実務的課題の解決策を模索しながら、統合シナジーを最大化する仕組み作りを学びます。

◇ PMIを支える3つのエッセンス

  1. シナジー効果分析:統合におけるシナジーをどのように分析するか
  2. 統合リスク・マネジメント:統合にともなう経営リスクを事前に把握し、顕在化しないようにいかにマネジメントするか
  3. 領域別の統合手法:「ビジョン・戦略」「組織・体制の統合」「文化・風土の統合」といった領域別の実務的課題の対策を、どのように組み込んでいくか

セッションの内容(2008年度実績)

Session1 ポストM&Aの成功シナリオを描く〜経営戦略とシナジーマネジメント

M&Aの成功に向けた統合の方法論である“ポストM&A”とは何か。その定義や範囲、重要な原則、実務上の留意点などについて、上場企業の統合後における市場評価(実例)や、独自に行った実態調査に基づいて解説する。またポストM&Aにおいて重要な役割を果たす統合後の経営戦略の考え方〜具体的には統合がもたらす4つのダイナミズム(※)を捉え戦略に生かす視点、シナジー効果の把握や定量化、実現に向けた戦略施策への反映、モニタリングなどのマネジメント手法など〜について、事例を交えながら解説・考察する。

  • ※統合がもたらす4つのダイナミズム

  • 1. プレゼンス:市場における存在力

  • 2. イノベーション:革新する力

  • 3. シンクロナイゼーション:同調する力

  • 4. レバレッジ:少ない投資で大きな成果をもたらす力

Session2 事例研究:M&A形態別(合併、買収、持株会社化)における統合マネジメントの留意点

グループ経営において合併、買収、持株会社化などのあらゆる形態のM&Aの経験を豊富に有する三菱ケミカルグループ。その実例を題材に、ポストM&Aにおける形態ごとの特徴や課題、留意点があるのかを考察し、それらの特徴を生かした統合のポイントについてクラス全体でディスカッションを行う。

  • [ゲスト講師]

  • 津田 登
    株式会社三菱ケミカルホールディングス 執行役員 内部統制推進室長、三菱化学株式会社 執行役員 内部統制推進部長

  • 1973年東京大学法学部卒業、同年三菱化成工業(株)入社。入社後は主に法務を中心に従事。1994年1月〜9月、三菱化成(株)と三菱油化(株)合併による三菱化学(株)発足時の合併事務局に従事、同年10月、三菱化学(株)総務部法務グループ(商事法務チームリーダー)監査役付、1998年広報室長兼経営企画室、2000年戦略スタッフ部門兼広報室(調査グループ)、2002年経営企画室兼広報・IR室(調査グループ)、2003年理事経営企画室長、2005年執行役員経営企画室長、同年10月三菱ケミカルホールディングス(株)発足と同時に同社執行役員監査室長、三菱化学(株)執行役員監査室長。2008年4月より現職。法務経験が長く、海外も含め多数のM&Aに関与(事業売却も含む)。近年の医薬事業拡大において法務、広報、経営企画として従事(合併、TOB等)。経営企画室長として、現行中期計画の策定および共同持株会社化と基盤整備に従事し、現在、その実現の推進に携わる。

Session3 事例研究:領域別(人事、風土等)の統合マネジメントの留意点と対市場とのコミュニケーション

大型企業グループ同士の経営統合の先進事例ともいえるJFEグループ。組織再編、シナジー効果実現への対応、積極的な人事交流、風土融合、IRをはじめとするステークホルダーとのコミュニケーションといった多様な取り組みを実施した。これらの施策に込められた工夫と課題について、統合時から現在に至るまでの統合マネジメントをクラス全体でディスカッションを行う。

  • [ゲスト講師]

  • 岡田伸一
    JFEホールデイングス株式会社専務執行役員

  • 1975年東北大学経済学部卒業、同年日本鋼管株式会社入社。入社後は主に財務部門を中心に従事。1985年資金部外国資金室主任部員、1989年資金部資本市場室主任部員、1990年資金部プロジェクト金融室主任部員、1991年資金部プロジェクト金融室長、NKKUSA出向(兼務)、1997年資金部資金グループマネージャー、2000年資金部長。2002年JFEホールデイングス株式会社発足と同時に財務・IR部門(部長兼任)、2003年財務・IR部門(理事)、2005年常務執行役員財務・IR部門長、同年8月常務執行役員財務・IR部長を経て、2008年4月より現職。

Session4 ポストM&Aにおける組織ガバナンス・風土融合のあり方を探る

ポストM&Aの重要領域である組織・ガバナンス及び人事・風土領域について、実務上のポイントを解説する。組織・ガバナンスについては、合併、買収、持株会社化の各形態においての実務上の論点と実際の適用例などをもとに、統合マネジメントを推進する体制構築のあり方を検討する。
また統合において最も難しいといわれる風土融合については、同軸化というコンセプトのもと、組織構造や人事制度や理念、コミュニケーションといった、ハード・ソフト両面からのアプローチの有効性を考察する。

関連するプログラム

 実践M&A講座
M&A市場のトレンド、企業価値評価をはじめとする財務的側面、遂行する際の実務的課題、ポストM&A、会計、コミュニケーションといったM&Aを巡る最新動向と理論を、ディール分析に重点を置きながら体系立てて学びます。
 企業価値評価講座 
M&Aや資本政策等において必要不可欠となる企業価値評価の手法をケースメソッド形式で実践的に学びます。

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※2009年6月時点での予定です。日程・内容等は都合により変更となる場合がございます。