企業研修事例-中外製薬株式会社
中外製薬株式会社は、性別・年齢・国籍などの属性にかかわらず多様な人財の活躍に向けたダイバーシティの推進と、次世代リーダーの発掘・育成・排出のためのタレントマネジメントシステムの導入により、個々人の能力や適正を見極め、その力を最大限に引き出すための計画的な育成・配置を2012年から行ってきました。その一環として、女性の活躍推進に向けた「女性リーダー」育成の研修を慶應MCCとともに開発し、2014年より導入しています。
2015年10月時点で女性管理職の割合は10%、女性マネジャー(部下持ち管理職)数は指標とした2010年時実績の倍となる61名を達成しており、今後は「次世代の女性リーダー」層の拡充に向け、より若手の女性層に対する研修も予定しています。
期間
7月~11月・研修回数5回
目的
- 女性マネジャーならびに相当の女性管理職を対象に、その上位階層である部長の意識や決断の際の目線などを学ぶ機会とする
- 部長としてのありたい姿・やりたいことなどを考える場とする
- 今後のキャリア形成の一つとして、自身の方向性を考える機会とする
対象
女性マネジャーならびに相当の女性管理職(2014年14名、2015年20名)
講師
プログラム構成
教育担当者の声
人事部 タレントマネジメントグループマネジャー 川田 雪様
ケースメソッド・講義・グループワークに加え、経営層や女性現職部長との対話を通して、決断の視点やネットワークの重要性、女性特有のワークライフバランスについて考える機会になったことと思います。このプログラムを通じ、部長職を担うことに対して「私には難しい」という考え方を払拭でき、上位層としての視座を高めるといった意識改革につなげることができたと考えております。女性活躍推進に向け、今後はより若手の女性層を対象としたプログラムを企画する予定です。
参加者の声
- 今の時代のリーダーに男女は関係ないだろうと思っていたが、初日に女性リーダーの歴史と現状の話をうかがったことで、このコースの主旨が理解できたように思う。
- マネジャー(部下持ち管理職)よりさらに上の視座を持つことは自分が思っていたより難しかったが、講師から何度も視点を変えてと言われたことで、 マインドを切り替えるきっかけがつかめた。
- 新任の女性部長二人が語られたことは、部長の役職を担っていないいころから真剣に悩んだり考えられていたものが言葉になって表れているのだろうと感じた。
2014年度アンケートより一部修正の上抜粋
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