選抜指名型研修事例 ―三菱地所株式会社
三菱地所(株)では中期経営計画において、インフラ戦略としての人事戦略を企業活力を高めていく上での中心的な取組みと位置づけ、人材育成施策を強化しています。「マイ・セレクトプログラム」は社員の主体的・自律的な能力向上を支援する制度であり、人事考課項目毎に設定した能力開発テーマに即した良質なプログラム(約120コース)を提供しています。
2006~2007年度にかけて「マイ・セレクトプログラム」の受講を、階層別研修受講後の必須とし、「自己育成によるスキル向上」と「異業種交流による視野拡大」の促進を図っています。
慶應MCCからは上記の他全17プログラムおよび『夕学五十講』が採用されています。
教育部門の声
人事企画部 相川雅人 様
社会環境や価値観が多様化し、グローバル化が進む中で、企業が競争に勝ち抜いていくためには、社員個々が主体性や、社会的視点、さらには高い識見を持った上で、相互に協力し、コラボレートしていくことが重要です。社会がめまぐるしく変化する現在、これからの社会の変化の潮流や方向性に常にアンテナを張り、それを企業が取り入れていく必要があります。そして社会のニーズを先取りし、創造的な会社になっていくためには、それを支える社員が主体的に考え、自立して行動できるような環境を積極的に進めることが重要だと考えています。
そうした考えのもと、現在当社では、社員の自己育成を支援する観点で、慶應MCCの各種プログラムや夕学五十講を活用しています。「自己育成」としての位置づけですので、社員は自らの課題に応じたプログラムを選択し、一部の費用を自己負担しながら受講していますが、慶應MCCでは、多様な講義内容を、質の高い講師で実施されていることから、受講した社員から高い満足を得ています。また、東京・丸の内にキャンパスを構えて頂いており、当社社員や丸の内周辺で働くビジネスパーソンにとって、利便性も非常に高く、仕事後に自己研鑽を図れる「身近な学びの場」として、様々な年代や階層の社員が利用させて頂いています。
今後も、時代の先端を捉えた実践的で多様なプログラム提供を通じ、多くのビジネスパーソンの知性・感性向上の機会を創出して頂くことを期待しています。
参加者の声
- 講師の経験に裏づけされた事例が聞くことが出来たことは有益だった。
- ケーススタディを通して、授業で学んだ方法論を実際に練習できた。
- リーダーシップの発揮については自分自身を知ることが大切であり、講義中のワークによって自分の特性、考え方、行動の傾向を知り、コントロールするノウハウを習得できたことが有意義だった。
- 講師からだけでなく、他の業界・会社の受講者からも学ぶことが出来、今後の業務の参考となった。
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