選択教育研修事例 ―JA全中
JA全中では、10年後のJAを背負って立つ人材を育成していくために、平成11年度から1年制のJA版ビジネススクールである「JA経営マスターコース」を開催しています。慶應義塾大学ビジネス・スクールをはじめ、第一線で活躍する大学教授、専門家、実務家等から経営知識を学びます。平成22年度からは、新たに他流試合を目的として、慶應MCCの公開プログラムを追加導入しました。
参加者は、マスターコース内の授業で経営知識を学び、外部プログラムへ参加することによって、コミュニケーション能力も醸成します。外部プログラムの選定にあたっては、なるべくマスターコースで扱わないテーマとし、選択肢を拡げるようにしました。
慶應MCCの公開プログラムには、他社からも多数の次世代リーダー、次期経営者が参加しています。彼等との交流や議論を通して、より目線をあげてくれることが期待されています。
教育部門の声
教育部 マスターコース・センター課 中川峰郎 様
JA全中(全国農業協同組合中央会)が実施している、JA経営マスターコースの受講者は、現在、全国に700強あるJA(農業協同組合)から派遣された将来ある中核職員約30名(平均年齢30歳代前半)で、全寮制という環境下で切磋琢磨しています。彼(女)らがコースに来る直前まで携わってきた事業は、総務企画部門、JAバンクやJA共済の業務のほか、営農指導や農産物販売、農業生産資材の購買などと非常に多岐にわたります。
当コースは高尾山のふもとに位置し、通常の講義が終わって慶應MCCまでは片道1時間半の道のりであり、帰り着くのは深夜に及ぶので、通学自体も結構な試練です。それでも、JAの職員は普段地元密着で仕事をしており、東京で働く他業界の人々と接する機会も限られているので、慶應MCCのプログラムや受講者からは大いに刺激を受けるとともに、JA経営マスターコースで受講した経営学の知識も大いに生かすこともできました。
参加者の声
- 常に新しい話題であり興味深い内容でした。もやもやしているものを論理的にわかりやすくレクチャーいただき感謝しております。(参加プログラム:部長研修―戦略実現力を高めるマネジメント)
- これからマネジャーを目指す者として、すでにマネジャーとして活躍している方との交流をはじめ、マネジャーの役割・視点を学ぶことができ、大変勉強になりました。(参加プログラム:部長研修―戦略実現力を高めるマネジメント)
- 他業種の方々との交流ができたことが貴重な経験となりました。(参加プログラム:ケースで学ぶ意思決定)
- ビジネス・プライベートで使えるものばかりだったので非常に良かったです。(参加プログラム:エナジャイズド・コミュニケーション)※現在のプログラム名は「リレーションシップを高める自在会話力®」
- ケーススタディで、他の企業の方と組めたことが大変刺激になった。他の企業の方と交流するのは初めてで、JAより格段厳しい世界だなあと実感した。(参加プログラム:戦略的交渉力)
- 特に最終回は、互いの理解度を確認することができ、それに対する講師の見解とともに実習の意味を深く理解することができた。(参加プログラム:チーム開発リーダーシップ)
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