選択教育研修事例 ―トッパン・フォームズ株式会社
トッパン・フォームズ株式会社では、将来の事業経営者を育成していくことを目的に、2009年度から「実践経営コース」という次世代リーダー研修を展開しています。7カ月にわたる研修は、経営スキルの付与とグループ毎の将来提言づくりから構成されていますが、2010年度からは、その総仕上げの位置づけとして、慶應MCC公開プログラムへの派遣を開始しました。前半の基礎講座・課題研究を終了後、外部研修会として各自が右記のプログラムから自由に選択し参加しています。
意識の高い参加者の中でまもれることで、「他流試合による人脈づくり」「自身の弱みの克服」という二つの目的を達成できるため、定期的な通学が困難なメンバーを除く全員が主体的にコースを選定しています。
2011年度は、メインプログラムにある経営リテラシーのみならず、教養・人間力を形成していくagora講座までを選択範囲とし、自己研鑽の機会を拡大しました。
教育部門の声
総務本部 能力開発部長 山下 嘉康様
慶應MCCプログラムの特徴は、何と言っても講師陣の充実です。内部で受けた講座では深め切れなかった内容を、更に事例研究等により深めることができました。社外の考え方やキャリアの異なる人たちと討議することにより、自分の考え方の浅さを知ったり、企業による組織文化の違いを感じたり、「極めて刺激的な動機づけの場」となっています。また、このプログラムに参加されている方のレベルの高さも刺激になっているようです。さらに、複数回の出会いの場を繰り返す中で、一過性の研修では得られない「社外人脈づくり」の場にもなっています。
経営塾の最後の仕上げとして、良い位置づけのプログラムになっていますが、残念ながら、地方参加者や頻繁に夜参加できないメンバーもおり、全メンバーの参加が難しいのが課題となっています。
参加者の声
- 講師の先生のご経験やご趣味を混ぜながらの講義だったので、大変わかり易く、興味深く受講させていただきました。又、Q&AのQの場面を多く設けていただいたので、集中して思考する機会を得られたのが良かったです。(参加プログラム『経営戦略―ビジネスモデルから構想力を学ぶ』)
- 講義・ケースメソッド等、バランスよく興味深く学ぶことができました。普段使用しない頭脳の部分を使っているなと感じる場面が何度もありました。(参加プログラム『市場創造のマーケティング戦略』)
- 自分の何らかの経験と合致するところがあり、経験を知識に、知恵に発展できました。(参加プログラム『強い組織をつくるリーダーシップ』)
- 研修終了後に送付されてくる「おさらい」のメールがフォローとして助かりました。(参加プログラム『部長研修―戦略実現力を高めるマネジメント』)
- 講義内容も分かりやすく、また事後課題形式で復習しながら進めることが出来ました。(参加プログラム『ケースで学ぶ意思決定』)
- 絶対的な正解は無い中で、さまざまな気づきを得ることができました。(参加プログラム『主観を磨く意思決定』)
- 中国古典が遠い過去のものではなく、現代の哲学として十分活用でき、身近なものであることがわかりました。(参加プログラム:agora『人生の戦略書・孫子』)
- 都市作り構想には多くの人の知恵が含まれていることがわかりました。(参加プログラム:agora『街と建築から日本を考える』)
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