選択教育研修事例 ―株式会社イシダ
「社員の自律と組織の成長の共生」をめざして
代表取締役社長 石田 隆英様
当社は今年で創業120周年を迎えますが、さらなる飛躍をめざして昨年より新たな人事制度を制定しております。その中で「社員の自律と組織の成長の共生」をスローガンとして掲げており、本プログラムはその実現のための能力開発の一環として取り組んでおります。
人事制度において求める人材要件を明確に定義し、その要件とプログラムとを対応させたプロット図を用いることで、自身の能力開発を俯瞰的にとらえながら能力開発に取り組んでおります。また、プログラム参加に対して自己啓発の風土醸成のために公募の形式をとっておりますが、マネージャーをはじめ若手社員からも多数参加の声があがっており、能力開発への取り組みが活発化しております。
策定の手続きと2012年度の運営
- イシダの能力要件定義書・役割定義書をもとに、慶應MCCのプログラムをプロットする。
- 定義書とともに提供された自己啓発制度導入プロセス資料を参考に、導入に向けたスキームを構築する。
2012年度は東京地区を対象に、1回募集という形で4月中旬から募集を開始したところ、35プログラムへの申し込みがありました。
教育部門の声
総務人事部人事課 松岡 宏樹様
本プログラムの魅力のひとつに、他社様との他流試合を通じた学習形態が挙げられます。私自身も本プログラムの体験者であり、講座の質・量ともに申し分ないものだと感じており、参加者との人的ネットワーク構築等、プログラムそのもの以外にも効果が期待できる内容と考えております。当社は人財教育への投資を惜しまないため、インハウスでの研修に加えた新しい教育制度として、一過性のものではなく、今後も継続して本プログラムを行っていく所存でおります。
参加者の声
- だんだん思考が深くなるプログラム構成も良かった。(経営戦略-ビジネスモデルから構想力を学ぶ)
- 異業種交流の場として有意義であった。色々な業種の問題や物事の捉え方を知る良い機会となった。(市場創造のマーケティング戦略)
- 一般的な世代論で20歳代を論じるのでなく、高度なパラダイム転換の中では他の世代も考え方を刷新する必要があることが認識できた。(部下を育てるマネジメント)
- 数値がない場合でも、手法を用いることで数値化でき、比較分析できることを学ぶことができた。(ケースで学ぶ意思決定)
- 理論と交渉ロールプレイングの組み合わせがとても良かった(戦略的交渉力)
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