プログラム内容
【ブレンディッド】
基本は【ハイブリッド】で開催します。ただし【丸の内キャンパス】指定の7セッションのうち、4セッションはキャンパスでご参加ください。今後の状況により【オンラインのみ】に変更する場合があります。
慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー(CRL)共催、一般社団法人キャリアアドバイザー協議会後援
キャリア・アドバイザーとしてのさらなるレベルアップを図る
「キャリア・アドバイザー養成講座」と同様、組織内のキャリア開発者を対象に、キャリアアドバイスを実践する過程においての問題や経験を共有しながら、キャリア・アドバイザーとしてのレベルをさらに高めることをねらいとしたプログラムです。キャリア・アドバイザーとしてクライアントに適した手法を用いて、適切なアドバイスを実際に行うとともに、組織開発の手法についてのスキルや知識の習得を目指します。
キャリア自律の重要性は、「個人の意識」「組織の人材マネジメント」の双方の視点で着実に浸透してきたと言われています。一方で、個人が描くキャリアビジョンと組織が期待する役割や仕事内容をどのようにして統合していくか、個の自律と組織全体の活力向上をどう両立させていくかが大きな課題となっています。組織の中にあって、個人のキャリア開発支援と組織の活性化という両面からのサポートを担う「新たな役割と機能」が求められていることは間違いありません。
「キャリア・アドバイザー養成講座」は、その新たな役割として「キャリア・アドバイザー」を提唱するとともに、キャリア・アドバイザーに必要な知識とスキルを養うことを目的とします。アドバンスコースでは、対個人、対組織の両面において、より専門的なアプローチ方法を習得し、実際のキャリアカウンセリング・コンサルティング・アドバイスの事例を題材に相互議論を深め、「キャリア・アドバイザー」としての知見と専門性を高めます。
受付中
講師 |
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日程・時間 |
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参加費 | 440,000円(税込)※プログラム限定割引あり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対象 |
厚生労働省認定のキャリアカウンセラーなどの資格あるいは産業カウンセラーの資格をお持ちの方、大学院で臨床心理学を専攻した方で、組織内にて活かすためのより実践的な知識・スキルを学びたい方に最適です。 キャリア・アドバイザー、カウンセラーなどの実際の経験があれば「キャリア・アドバイザー養成講座」を修了していない方の受講も可能です。 |
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定員 | 20名 (法人派遣は1社につき2名様まで) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
進め方 |
セッション内容
セッション1キャリア・アドバイザーとして(1)アドバイザーの役割
- キャリア・アドバイザーの重要性
- キャリア・アドバイザーの仕事・役割
- 伝統型HRMモデルと自律型キャリア開発モデル
- キャリア・アドバイザーの組織活性化支援
特別セッションセッション2
アドバンスから受講される方はぜひご参加ください。
- 花田の基本的な考え方
- キャリア支援における人間モデルの理解
- キャリア・アドバイザーの自己一致の難しさ
- 成長と開発
セッション2キャリア・アドバイザーとして(2)アドバイザーの責任と自覚
- 必要とされる経験・バックグラウンド
- 必要とされる能力・資質・適性と知識
- 組織の活性化と個人への動機付け
- キャリア・アドバイザーとキャリアカウンセラー
セッション3コーチングとコミュニケーション(1)
- コーチングの基本的な考え方の確認
- コーチングスキルの理解
- コーチング演習(1)
セッション4コーチングとコミュニケーション(2)
- 現場におけるコーチングの活用
- コーチング演習(2)
セッション5キャリア・アドバイザーと人事部門の協業
- 人事部門の役割変化
- 人事業務との接点づくり、教育部門との役割分担の検討
- ライフキャリアサポートセンターからキャリア開発本部への道筋
- 職業能力開発推進者とチーフキャリアオフィサー
セッション6キャリア開発の展開を把握する多様な手法(1) キャリアコンサルティングで求められる「その他の援助」
- 360℃フィードバックの活用
- キャリア健診・検診
- 組織開発
- OJDとパフォーマンスデベロップメント
- 多様なセルフアセスメント
- 連続的な支援を可能にするデータベース
セッション7キャリア開発の展開を把握する多様な手法(2) 一般的なデータ活用とどう異なるか
- モラルサーベイと組織風土調査
- 上司による 1 on 1面談
- 組織活性化の多様なKPI
- 元気度調査の活用
- 成長開発、チャンス作り、行動の習慣化
セッション8面談からコミュニケーションへ
- 自己理解と期待・要請の理解
- 仕事理解
- 役割理解
- 居場所作り
- ライフキャリア支援
- 面談プロセスの理解と展開
セッション9ユング派の心理療法
- ユング派心理療法
- ユング派心理療法のプロセスと解釈
セッション10組織内メンタルヘルスの諸問題―精神科医師の視点から
- 知っておくべき健康管理および安全配慮の視点
- 多様な精神症状の存在
- メンタルヘルスと労災
セッション11企業内臨床心理士の活動/カウンセリングにあたっての心構え
- 企業内臨床心理士の位置付けと役割
- 企業内臨床心理士の組織内ネットワーク
- 事例から見る企業内臨床心理士の活動
セッション12キャリア・アドバイザーが対象とする"こころ"(1)
- キャリア・アドバイザーの活動と人のこころへの理解
- 人のこころを理解する3つのアプローチ
- 人事部門が取り扱うこころの理解とキャリア・アドバイザーが取り扱うこころの理解の相違
セッション13キャリア・アドバイザーが対象とする"こころ"(2)
- 人間性心理学のカウンセリング手法のレビュー
- ゲシュタルト的なカウンセリング手法を考える
- ダイナミックプロセスとしての心のあり方を考える
- アサーション、介入、調整、ラ・ポールづくりを考える
セッション14セルフ・キャリアドックの展開
- セルフ・キャリアドックとキャリアコンサルティング
- セルフ・キャリアドックの構造化
- 全体報告と個別報告
- プロセス・コンサルテーションの展開
セッション15キャリア・アドバイザーによる組織開発と組織の活性化支援
- キャリア自律とダイバーシティ支援の関連
- ダイバーシティを活かした組織開発
- ダイバーシティをコーディネートするキャリア・アドバイザーの活動
- ダイバーシティを組織の活性化につなげる
セッション16キャリア・アドバイザーの研鑽とスーパービジョン
- カウンセリングからキャリア開発支援へ
- キャリア開発・アドバイザーの研鑽と成長
- キャリア・アドバイザーの心得と倫理
- スーパーバイザーとしての能力要件
セッション17ライフキャリアの課題/キャリア・アドバイザーの役割
- 長期化するライフキャリアの課題
- ライフキャリアにおけるリカレント教育
- これからの人事教育の変化とキャリア・アドバイザー
- これからのキャリア・アドバイザーの能力要件
最終課題の説明を行う。
最終課題講評会
提出された最終課題に対し講評を行う。
割引・修了基準等
割引制度 |
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申込締切 |
定員に達し次第締切 |
修了基準 |
全セッションの参加により認定、慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリーの修了書が発行されます。
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会場 |
慶應丸の内シティキャンパス/オンライン |
お問合せ |
担当:米田 |
個別相談会(無料)
慶應丸の内シティキャンパス(以下慶應MCC)では、無料個別相談会を随時実施しております。プログラムの詳細内容や進め方について、授業で使用しているテキスト等をご覧いただきながら、プログラムを担当するラーニングファシリテーター(学習アドバイザー)が説明いたします。また、必要に応じて、お仕事の内容・ご経験、関心をお持ちの分野をお伺いし、最適なプログラムを紹介いたします。
オンライン個別相談会も随時承ります。
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