プログラム内容
慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー(CRL)共催
次の成長戦略を描くプロフェッショナルをめざす
ビジネスを取り巻く環境変化が猛スピードで起こる中、企業では経営トップの意思決定をサポートし、現場の視点を持って経営課題に取り組む「企業参謀」が強く求められています。
企業参謀にはこれまでのビジネス経験に加え、将来を見極める分析力、経営課題を解決する戦略構築力、トップに提言する提案力、組織を動かすコミュニケーション力など、広範な能力発揮が求められます。本講座は、企業参謀・投資家・経営者として国内有数の経験を持つ講師陣から学び、不連続な環境変化の中で成長戦略を描く力を身につけます。
受付終了
講師 |
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日程・時間 | 2021年度開催予定 |
参加費 | 418,000円(税込) |
対象 | [企業事例]で取り上げる企業より参加される場合は、期待される学習効果に関して、お申し込み前に事務局にお問い合わせください。(TEL:03-5220-3111 担当:石井)
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定員 | 20名 (法人派遣は1社につき4名様まで) |
進め方 | 前半のセッションでは、「企業参謀」に期待される役割を認識した上で、課題抽出から戦略立案、組織マネジメントへの展開に至るまでの経営課題解決の方法論を、後半のセッションでは、企業参謀が共通して直面する個別重要課題についての実践的なスキル・ノウハウを学びます。 Session5・6および11・13では、実際の業界・企業の経営戦略課題を取り上げ、分析から課題抽出、解決案の検討までをグループディスカッションと発表を通して実践します。 |
セッション内容
セッション1経営の本質~経営者視点と組織のダイナミクス
企業参謀として理解しておくべき、経営者の目線、自社への客観的視点、意思決定の軸、組織ダイナミクスに影響する要因など経営の本質を学ぶとともに、企業参謀が企業経営の舵取りを支える上で必須となる“思考の深さ”の重要性について考察する。
セッション2経営戦略の立て方(1)~戦略思考による仮説構築
変化の激しい環境においては、論理的に考える力と新しいものを生み出す創造力の両輪が必要となる。多くの情報から企業が成長していく上での本質的な問題を見極め、課題解決に向けた仮説を構築する方法を学ぶ。
セッション3経営戦略の立て方(2)~予測困難な不連続変化の時代における戦略構築
戦略立案の基本的な考え方を確認するとともに、企業にとって戦略とは何か、有効な戦略を立てるには何が必要なのか、ディスカッションを通して理解を深める。また、デジタルトランスフォーメーションに代表される不連続な環境変化の中で、企業に求められる戦略の押さえどころを考察する。
セッション4マーケティングとブランディング~成長し続けるための仕組みづくり
さまざまな社会環境の変化に直面する企業が成長し続けるためには、顧客や顧客の持つ価値観との向き合い方が一層重要になる。顧客に自社の価値が伝わるマーケティング活動のポイントや、顧客から選ばれる強いブランドづくりの切り口を考察する。
セッション5実践 コア事業を進化させる成長戦略の構築(1)~強みの潜在力と向き合う
経営課題解決の方法論を活用し、ソニーを事例に戦略立案に取り組む。さまざまな情報の中から課題の本質を抽出し、見極め、その解決に必要な突破口を見いだすまでを検討する。
[企業事例]ソニー株式会社
セッション6実践 コア事業を進化させる成長戦略の構築(2)~強みを再構築し成長シナリオを描く
継続的な成長のためには、環境の変化に合わせて戦略を転換していく必要がある。戦略転換の大きなよりどころとなる、企業の強みを環境変化に照らして見直し、必要に応じて再構築し、成長戦略へ落とし込む組み立て方を学ぶ。
[企業事例]ソニー株式会社
セッション7M&A戦略の立案と実行~M&Aを成功に導く
M&Aは成長戦略の一つの重要な手段である。M&Aの成功確度を上げる戦略立案のポイントと、実行段階での留意点を学ぶ。
セッション8グローバル経営とガバナンス~海外事業運営のチャレンジと要諦
実務で遭遇することの多い具体的な場面を想定したディスカッションを通して、グローバル経営において重要となる事業運営とガバナンス強化のポイントを考察する。
セッション9組織マネジメントと人材開発
成長戦略を描く時、それを実行できる人材の有無が多くの企業で喫緊の課題となっている。戦略を実現し、個々の多様性を生かしながら組織を牽引する人材マネジメントのあり方、人材開発を検討する。
セッション10経営者の仕事と"企業参謀"に期待すること
これまで学んできた方法論を実践するにあたり、「経営者の視点」の重要性を改めて確認し、経営者が求める“企業参謀”のあり方、役割を考察する。
セッション11実践 経営戦略の構築(1)~事業環境変化を捉え、将来を見通す
全社の経営戦略構築には、戦略思考と共に事業環境変化を捉える力が必要である。市場・業界の今後の変化をどう捉え、将来の成長に向けてどのような示唆を得るか、電通および広告業界を事例に実践する。
[企業事例]株式会社電通
セッション12経営の意思決定を促すプレゼンテーション
戦略を実行できるか否かは、経営者目線で経営課題とその解決案を説明提示できるかどうかで決まる。経営者の目線に立ったストーリーラインの構築や、効果的なプレゼンテーション方法を学ぶ。
セッション13実践 経営戦略の構築(2)~本質を伝え、会社の方向性を示す
戦略の実行に向けて、論点の整理から、本質を伝え、マネジメントの行動を促すに至るまでを考察する。
最後に、企業に共通する経営戦略構築上の重要な論点を整理し、総括する。
[企業事例]株式会社電通
割引・修了基準等
割引制度 |
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申込締切 |
定員に達し次第締切 |
修了基準 |
8割以上の参加と最終課題の提出・評価によりプログラム修了を認定、慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリーの修了書が発行されます。 |
会場 |
慶應丸の内シティキャンパス |
お問合せ |
担当:石井 |
個別相談会(無料)
慶應丸の内シティキャンパス(以下慶應MCC)では、無料個別相談会を随時実施しております。プログラムの詳細内容や進め方について、授業で使用しているテキスト等をご覧いただきながら、プログラムを担当するラーニングファシリテーター(学習アドバイザー)が説明いたします。また、必要に応じて、お仕事の内容・ご経験、関心をお持ちの分野をお伺いし、最適なプログラムを紹介いたします。
オンライン個別相談会も随時承ります。
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