企業参謀養成講座
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慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー(CRL)共催
次の成長戦略を描くプロフェッショナルを目指す
経営を取り巻く環境が大きく、加速度的に変化する中、経営の意思決定をサポートし、現場の司令塔として経営課題解決を実践する「企業参謀」の存在が不可欠です。
これからの企業参謀には、将来を見透す力・戦略構築力・組織開発力などの広範な能力を発揮し、革新を通して企業の成長をリードしていくことが期待されます。本講座は、企業参謀・投資家・組織コンサルタントとして国内有数の経験を持つ講師陣から学び、不連続な環境変化の中で会社の未来を切り拓く力を身につけます。
- 対象
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- 経営戦略、企画部門などで戦略構築や企画立案に携わり、成長戦略や組織変革シナリオを描くことを求められている方
- 戦略立案に必要な知識・スキル・センスを学びたい方
- 講師
- 開催形態
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オンライン
- 日程・時間
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1 2 3 4 中間個別面談 2023年
10/11
(水)
18:30-21:302023年
10/20
(金)
18:30-21:302023年
11/2
(木)
18:30-21:302023年
11/22
(水)
18:30-21:302023年
・12/7(木)
・12/18(月)
・12/20(水)
一人30分伊藤(良) 伊藤(良)
伊藤(政)伊藤(良)
須藤伊藤(良)
伊藤(政)伊藤(良)
須藤5 6 7 最終個別面談 2024年
1/16
(火)
18:30-21:302024年
1/30
(火)
18:30-21:302024年
2/14
(水)
18:30-21:302024年
3月実施予定
一人30分須藤 高橋 伊藤(良) 伊藤(良)
須藤
- 参加費
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440,000円(税込)
→ 割引制度・キャンセル規定
- 定員
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20名 (法人派遣は1社につき4名まで)
- 修了基準
全セッションの参加と議論・課題への取り組み評価して認定、慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリーの修了書を発行します。
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。
SESSION
- SESSION 1
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経営の本質~将来を見透す力と経営者目線
企業参謀に期待される経営者目線や意思決定力への理解を深め、環境変化に対応できる次世代経営のあり方について考える。
- SESSION 2
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経営戦略の立て方(1)~戦略思考による仮説構築
変化の激しい環境においては、論理的に考える力と新しいものを生み出す創造力の両輪が必要となる。多くの情報から企業の本質的な問題を見極め、課題解決に向けた仮説を構築する方法を学ぶ。
- SESSION 3
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経営戦略の立て方(2)~不連続な時代における戦略構築
戦略立案の基本的な考え方を確認するとともに、企業にとって戦略とは何か、有効な戦略を立てるには何が必要なのか、ディスカッションを通して理解を深める。また、デジタルトランスフォーメーションに代表される不連続な環境変化の中で、企業に求められる戦略の押さえどころを考察する。
- SESSION 4
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中間個別面談
講師2名対参加者1名の30分間の個別面談
- 経営革新を牽引する上での経営課題、事業課題、組織課題に関する相談
- 経営課題解決仮説、新事業開発構想に関する相談
- プログラム後半に向けての今後のフォーカスポイントを見出すための講師とのフリーディスカッション
- SESSION 5
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マーケティングとブランディング~選ばれる存在になる仕組みづくり
さまざまな社会環境の変化に直面する企業が成長し続けるためには、顧客や社会の持つ価値観との向き合い方が一層重要になる。顧客に自社の価値が伝わるマーケティング活動のポイントや、顧客から選ばれる強いブランドづくりの切り口を考察する。
- SESSION 6
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経営革新を導く人材と組織
ビジネスモデルが変われば、価値を生み出せる組織のあり方、人材像は変化するが、多くの日本企業では組織人材像の絞り込みが適切にできていない。戦略を実現し、個々の多様性を生かしながら組織を牽引する組織、人材開発のあり方を検討する。
- SESSION 7
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事業革新とM&Aの活用
持続的成長のためには環境変化に合わせて戦略を転換する必要がある。戦略転換のよりどころとなる企業の強みを見極め、これを進化させるための成長シナリオの組み立て方、強みの再構築の有効な手段となり得るM&A等の外部資源活用のメリット/チャレンジについて考える。
- SESSION 8
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最終個別面談
講師2名対参加者1名の30分間の個別面談
- 中間個別面談で共有したテーマに対する助言
- 経営課題解決仮説、新事業開発のビジネスプランに対する助言
- 本講座を総括する視点での講師とのフリーディスカッション
参加者アンケート
- 多彩な講師陣とバリュエーションのあるカリキュラムは秀逸でした(過去に受けた講習の中でも最高でした)。グループディスカッションも多く、講師と受講生が一緒に課題を共有できる(単に教える、教えられているでない)内容。期間、受講回数も、学び、繰り返す訓練という観点からも、短くなく長すぎず(マンネリにならず)、まさに最適でした。全先生方がすべて一流で、恵まれた受講になりました。単に教える、指導するではなく、未熟な受講生に対しても、「まさに子どもの長所を生かす」の前向きにさせる、流石プロというすばらしい内容でした。日々の業務に追われる中で、知的な訓練を原点に返って楽しめる素晴らしい研修となりました。一度欠席しましたが、ビデオ補講のバックアップもあり助かりました。
そして何よりもMCC事務方の皆さんの手厚いサポートは、他に類を見ないすばらしさでした。一流の講師陣と、LFの受講生の立場に立った万全のサポートは、本当に素晴らしかったと思います。振り返りリポート、本当に役立ちました。受講後、ここまで手厚いサポートは他にない魅力と思います。 - ただ例題があって、グループワークをして、レビューして…というよくある流れの繰り返しではなく、講師の皆さんの経験談など、十分インプットをいただいて、自分で考える、みんなで考えるというインプットとアウトプットのバランスがとてもよかったです。事業経営、戦略立案という観点で視座の高いレクチャーをいただき、毎回刺激をいただきました。これを実践で使えるようになって初めて学んだといえるのだと思っています。頑張ります。本当にいい学びの場になりました。
- 実在する企業のケースを用いた事前課題作成を通じて、「多角的なデータを読み込み、課題を抽出し、解決策を導く」という一連の流れをフレームワークに落とし込んでいくことを体得できました。事務局からの「セッションの振り返り」は復習に大変助かりました。参加者全員の作成課題を共有することにより、自分の視野を広げるうえで大いに活用できました。
これほど各分野の第一人者である先生方が講師をされるとは、開講以前には失礼ながら認識していなかったため、大変なサプライズと感動がありました。グループ毎のさまざまなディスカッション結果に対して、示唆に富むポジティブなコメントを添えていただいたことで、各人が自分の思考に自信を持つことができたと思います。 - 一方的に講義を「聴く」のではなく、常に「考える」「発信する」ワークショップ形式のプログラムでした。プログラムの順序・構成が適切で、興味深い実例が多く、ベーシックなスキルを飛ばして、一段レベルの高い専門的なプログラムを受講した私でしたが、講義外での自主的な予習・復習をきちんと行えば何とか最後まで履修できる、という点もよかったです。
先生方はみな個性的で、刺激的で、惹き付けられる方達でした。第一線でご活躍されている先生方ならではの実践的な講義は、中身がぎっしり詰まった特別な時間でした。また、魅力的なお話によって、あらためて「学ぶ」事の楽しさを肌で感じられたことは大きな収穫でした。(ちなみに、受講中に購入した関連書籍は気がつけば15冊以上。まだ一部しか読めていませんが、これから順次目を通していきたいと思います。)
お恥ずかしい話ですが、学生時代を含めて、これだけ短時間に集中してアタマを回転させたことはありませんでした。私には難易度が高すぎるプログラムでしたが、それでも得るものは大きかったと確信しています。もう少し身の丈にあったプログラムで、また次回お世話になれればと考えております。 - セッションの構成・進め方が、「概略」→「方法」→「実践」と非常にわかりやすく、理解しやすいプログラムでした。各セッションでグループワークを設けていただき、普段体験できない異業種の方々との交流は刺激になり、個人スキルアップ向上に影響を多く受ける機会でもありました。
- 大変充実した内容で、勉強になりました。当初、受講目的とした「(現場で凝り固まった)思考の癖や目線のリセット」が達成されただけではなく、現場での悩みにも率直に答えていただいたので、大変ためになりました。開催期間が長く、振り返りの時間を十分にとりながら、じっくり取り組むことができました。せっかくの長い期間の講座だったので、グループワーク(SONYか電通の後)に、講師の方から個々人の思考の癖や強み弱みについての指摘、また慶應MCCから次のおすすめの講座などのフィードバックがいただけたらありがたかったです。(充実した講座を提供いただきながら、さらに要望で甚だ恐縮ですが)。
一流の講師陣・参加者が現場の方が多く、悩みや課題の目線を同じくして受講でき、人脈ができました。事務局(LF)のフォローがsuperでした。講座のみならず、振り返り、懇親会etc、きめ細かく、かつパーソナルにフォローいただきまして、本当にいい勉強となりました。(LFのファシリテーションがすでに大きな学びでした!) - 第一線で活躍されている講師の方々から、事例を挙げて講義をしていただけたことは、まさに実体験しているような感覚で理解でき、大変によかったと感じています。また、事前課題に取り組むことで、スムーズに講義に入ることができましたし、ショート演習やグループ討議等で他の受講生の考えを聞くことができた事も非常に有効でした。プログラム終了後、伊藤良二先生より、今回のプログラムに関しては現在、一線でご活躍されている最適最良な講師の方にお願いしているというお話をお聞きし、まさにその通りだと実感できる講師の方々でした。講師の方は皆さん個性的で親しみやすく、わかりやすく講義をしていただきました。その講師の方々から具体的なお話をお伺いして、実際に事態に近いレベルで体感しながら理解できたことは非常に有意義でした。今後は、教えていただいたことを実践し自社の成長に少ないからず寄与できるように頑張っていきたいと考えております。
外部での研修は今回が初めてで楽しみであり、また、講座名が「企業参謀養成講座」と敷居が高い印象を受け少し不安もありましたが、幸いにしてすばらしい講師の先生や受講仲間に恵まれて楽しい時間を過ごすことができました。特に異業種でご活躍されている他社の方々と交流できたことは大変刺激的であり有意義でもありました。 - ディスカッションの時間を多く取っていただいただけたため、色々な方とお話しすることができ有意義でした。座学やロジックだけにならぬよう色々と工夫いただいていたのではと思います。グループ発表の発表者が特定の人に偏らないように、必ず全員が持ち回ることになるよう事務局で指名(もしくは順番決め)してはどうかと思いました。今後自分の職場で今回学んだことを活かしていくかが課題となりますが、壁にぶち当たったら講義いただいた内容を振り返りたいと思います。5ヶ月間色々とお世話になりありがとうございました。また機会があるかと思いますがよろしくお願いします!
- 「企業参謀に必要な最低限の知識」と「同じ志を持った受講生との人間関係」の両方を一緒に構築できるプロセスだったと思いました。出された課題に対し、受講者がさまざまな切り口(考え方)で取り組んでいる様を目のあたりにして、大変勉強になりました。また、他の人の考えを客観的に見ることができ、考え方の整理ができました。
上司に受講した効果が出るのかと問われたとき、「キャリア開発や人材育成は因果関係が複雑で、管理可能性、予見性が低く、目標管理とは極めて相性が悪いため、アウトプット管理は極めて困難である。目標逆算的なマネジメントはできなくとも研修の効果は検証されるべきで、研修を受けた職員を実践でフォローすることにより行動変容がみられたか確認すべきである。」との高橋俊介先生の本の一節を活用させていただいております。 - セッション後、毎回振り返りを送ってもらえたので、セッション中は講師の方の話を聞くことと、それに対して考えを巡らせることに集中できました。他の受講生の提出課題を貰えたので、セッションが終わり思考の整理ができた後に、自分とは違う課題の捉え方、整理の仕方について検討することができました。貴重なお話を聞く機会をいただきありがとうございました。年が明けてからは、出席するだけで精一杯になり、まともに課題をこなせなくなってしまいすみませんでした。今回この講座を受講して、課題解決のために組織を動かすには企業の現状分析だけで足りないことを理解できたのは、大きな財産になったと思います。
- プログラム前半で経営課題解決の方法論を学ぶ事によって、思考のフレームワークを整理することができた。また、それらのフレームワークの中には実際の業務に生かせるものが多く含まれていた。プログラム後半については戦略についての各論を学んだが、それぞれ本プログラムにふさわしいトピックが適切に選択されていたと思う。ケーススタディについてさらに堀り下げたくはあったが、3時間×13回でこれ以上内容を盛り込むのは無理があるとも思う。期間を拡充して6ヶ月間のプログラムにしても良いかもしれない。各セッションの内容そのものだけではなく、人に何かを伝える講義のテクニック、進め方などについても勉強になる点が多かった。
- 自分の市場価値に不安や危機感を抱いての受講でした。本当に素晴らしい先生ばかりで、経験豊富な経験に基づいた、考え方や議論を促進させるアドバイスや指摘、コメントが秀逸でした。本や座学で学んだ内容は忘れてしまうことも多いのですが、実例に対する先生の考えを聞き、自分ならどう対処することができるだろうかと考えさせられることも多かったので、生きた学びになったのだと思います。特に、伊藤先生からは、戦略の考え方やフレームワークはもちろんのこと、参謀として大事にすべきスタンスや、ぶらさない軸などを教えていただき、心に刻まれた言葉が多かったです。「データがないは、意思がないと同意」という言葉も、当時の自分の仕事を思ってどきっとしました(笑)
個人的にはソニーと電通の経営課題が実例に沿っており難しかったですが、学びも多かったです。素晴らしい機会、場を提供いただき、本当にありがとうございました。毎回大きな学びがありました。そして、いつも欠かさぬお心遣いで、私たちに快適で集中できる場を作り出していただいたLFさん、ありがとうございました。 - 課題提出、ロジックツリーなどは早速実務に取り入れて、来期からの戦略策定に活用できた点が助かりました。自分自身の問題ですが、演習、課題の完成度が低かったと反省しています。限られた時間ではあるものの、もっと煮詰めたものにしたかったと思います。そのためには、正解はないものの、演習、課題の内容が、プログラムで習得したメソッドが使われているか等、講師が評価をすることもあってもよいかと感じました。(生徒同士が評価するのも良いかと思います)
13回(5ヶ月)の長期プログラムもあっという間に感じました、特にためになった内容は、課題解決への手法を色々と学べた点、日頃接点のないM&A、組織マネージメントに触れられたことは参考になりました。また、事業拡大の戦略ユニバースをどう取るか、ブランド戦略を描く上でも役立てていきたいと思います。 - 問題解決のFACT整理・企業参謀としての抑えるポイントを非常にわかりやすくご講義いただきコミュニケーションをとりながら授業を進めていただいたことがよかったです。いままでのビジネススクールで受けた講座の中で最も印象に残り勉強になる講座でした。これからに自分の仕事と直結させ、常に経営者の目線を持ち続け仕事に邁進いたします。
- すでに知っている知識や強みが中心の講義は、再認識や確認の場として活用でき、あまり深く知ってこなかった知識や弱みが中心の講義は、フルで新しい知識や考え方を自らの糧にすることができました。事前課題がほどよく配置され、ただ受講するのではなく、自らで考える時間がとれました。13回もの講義を同じメンバーで行うので、メンバー同士の考えを共有する場が、講義と別で1、2回(半強制的に集まれる様な機会)あればよりよかったと思います。個性あふれる方々で、とても一つのコースを受講したとは思えないくらいの充実感です。各講師の「実体験に基づく記録に残しにくい実話」は各講師陣の講義内容をより深く知る機会でした。
とにかくLFのファシリテーター力に、参加したメンバーが感謝していると思います。特に振り返りのメールは自分自身が業務を進める上でも周囲に大切にしていかなくてはいけない習慣だと感じました。 - 今まで自分の中になかった物が学べました。SWOTくらいは知っていましたが、それ以外のフレームワークやファクトベースの考え方、問題の抽出の仕方など。また、ケーススタディーをグループワークで実施した際には、ご参加夫々の視点からの考え方や発想に触れられ、非常に勉強になりました。更にはプレゼンテーション能力の重要性を改めて感じました。ご参加の方々にも恵まれ、得る物の多かった研修だと感じています。
- 前半で、課題抽出、問題解決の考え方など手法を学び、後半からケースに取り組んだ点で、今後に応用可能な経験ができた。13回の講座が有機的に結びつき、戦略的に配置され、単発で受講しただけではその本来の意義を発揮できないようになっていたことを途中から認識できた。非常によいプログラムで継続的に参加、当社も参加していきたいと考えている。それだけに最後の3回出席できなかったことが残念である。