KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

組織・人材プロフェッショナル
養成講座

一般社団法人キャリアアドバイザー協議会共催


経営視点で考える、
組織と人材のマネジメント

いま多くの企業は抜本的なビジネスモデルの見直し、価値提供と競争優位の模索、働き方の意識変化や多様化への対応などさまざまな新しい経営課題に直面しています。変化の激しい時代だからこそ、表面的な流行ではなく組織・人事の本質を理解し、自社戦略に基づいた独自の組織・人材マネジメントを実現することが重要です。

本講座は戦略的な組織・人材マネジメントを実現するプロフェッショナルを目指します。理論的枠組みや専門的な知見、最新の事例を理解するとともに、自組織への展開を検討します。

対象
  • 人事部門、経営企画、社長室の方
  • 全社的な観点で組織と人材を把握する必要のある経営スタッフやラインマネジャー
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5
2023年
4/18
(火)

18:30-21:30
2023年
4/25
(火)

18:30-21:30
2023年
5/9
(火)

18:30-21:30
2023年
5/18
(木)

18:30-21:30
2023年
5/30
(火)

18:30-21:30
高橋 島田 野田 高橋 川上
6 7 8 9 10
2023年
6/6
(火)

18:30-21:30
2023年
6/13
(火)

18:30-21:30
2023年
6/26
(月)

18:30-21:30
2023年
7/6
(木)

18:30-21:30
2023年
7/20
(木)

18:30-21:30
川上 川上 鵜澤 野田 野田
参加費

352,000円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

30名 (法人派遣は1社につき2名様まで)

修了基準

全セッションの参加と議論・最終課題への取り組み評価して認定、キャリアアドバイザー協議会の修了書を発行します。
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。

受付終了

SESSION

SESSION 1

経営視点の組織と人材のマネジメント

いまなぜ “組織と人材のプロフェッショナル”が必要なのか。人事の専門性や歴史的変遷を踏まえ、その普遍性と個別性、求められる役割・機能・能力・視点を理解する。

SESSION 2

組織開発の極意

組織開発とはそもそも何なのか? このことを考え抜いた上で、現場で実践する人事パーソンを一人でも増やし、その効果を少しでも高めるべく、講師のこれまでの経験をもとに組織開発の極意を編み出す。

SESSION 3

戦略と人事戦略に連動した組織デザイン

戦略の実現に寄与し、人が生かされる組織をいかにつくるのか。戦略と人事戦略に連動した組織デザインについて押さえるべきポイントを学ぶ。

SESSION 4

人材戦略としてのキャリア自律支援

キャリアの不安定化、人材流動化、働き方の多様化などを背景に、人材戦略としてキャリア支援の重要性が高まっている。経営視点でのキャリア自律支援の考え方と施策を探る。

SESSION 5

人材活用の視点で捉え直すアセスメント

能力主義やコンピテンシーを取り入れた評価制度が浸透する中で、正しく人材をアセスメントし、育成・活用につなげていくにはどういう取り組みが必要なのかを議論する。

SESSION 6

新たな時代の報酬制度

先の見えない経営環境の中、働き方や価値観が多様化し、AIの台頭で求められる能力が変わってきている。限界に達している従来型の報酬制度に替わる、これからの報酬制度を検討する。

SESSION 7

組織と人を守るストレスマネジメント

社員のストレスマネジメントは企業価値や生産性の向上に直結し、企業・組織として正面から取り上げるべき大きな課題である。ストレスマネジメントの本質的問題を正しく捉え、具体的な対処方法を考察する。

SESSION 8

HRDXの戦略的活用方法

HRDXには「HR内部のDXで業務効率化や省人化を図ること」と「HRがDXを活用し、経営や従業員に新たな付加価値を提供すること」の2つの意味が存在する。HRDXの変遷や具体的な活用場面を紹介し、先進企業での課題および対応の方向性を共有する。

SESSION 9

組織に眠る人材の活用

日本の人口動態が加速度的に変化し、企業内世代間の人員のゆがみがますます深刻化する中、組織内で活用が十分になされていない人材をいかに活性化させるかを検討する。

SESSION 10

これからめざすべき
組織・人材プロフェッショナルとは

これからあるべき組織・人材プロフェッショナルを総括する。自社・自組織における重要課題と取り組みを発表し、議論、考察する。

参加者の感想を見る

参加者アンケート

  • 人事課題と考えられるものが全て網羅されていたと思う。これまで漠然と頭にあった事が大分整頓できました。個性の強い先生方のトークで、大量のインプットができた。後は自分自身整頓しどうアウトプットするかだと思う。期待外れというわけではないが、メンバーとの議論の場をもっとほしかった感はある。ただし毎回実施した飲み会でカバーはできましたが。
  • 各テーマ、深かった。特に歴史的背景や事例を多く学ばせていただいた。全体像、ゴール感を自分で立ち戻って意識しないと、受け身で各回なんとなく満足してしまいそうになる危険があるかもしれないと思った。学びの機会、そしてご縁をありがとうございます。これから自社で課題解決に取り組むに当たり相談させてください。参加したメンバーとの縁も、大いに財産となりそうです。事務局の皆様ストレスなくスムーズに参加させていただきありがとうございました!
  • 人事のプロフェッショナルとして、次のステップに進むための知識の補充を行いたかった私の期待に十分に応えるものでした。それと同じか、それ以上に他社の人事部門の方の考え、現状の課題認識が参考になりました。期待外れではありませんが、野田先生の組織開発の部分はもう少し時間があってもよかったのかと感じました。あくまで、個人的にそこがツボだったからかもしれません。高橋先生…歴史の研究、科学的なアプローチは非常に勉強になりました。部下にもフィードバックして公表です。大事な土台をいただいたと思います。野田先生…「組織の楽観性が重要」今回の講義の中で、最も胸に残った言葉です。これだ!!と電撃が走りました。私の今後の軸とします。川上先生…高橋先生とは違った部分で、いろいろな気づきがありました。目標設定、ストレスの理解の2つは、すぐに社内で共有しました。講師の人選も素晴らしいと思います。
  • 各回専門的な話で非常に刺激を受けました。特に川上先生の講義は視点が大きく変わりました。本当にありがとうございました!!人事として視野が広がり、社内改革への動機付けにもなりました。
  • あこがれの講師陣に、しかも3回ずつ講義いただけたことが何よりの経験となりました。組合役員として会社側が考える視点を学べたことは非常に有意義でした。トップ企業の人事の方と知り合えた点についても有意義でした。
  • 事例を交えてこれだけ体系的に学ばせてくれる場は他にあまりない。演習の時間が短くなる傾向があったように感じた。ディスカッション→それをまとめる、パートがもう少し多いとよりよかったかも。
  • 個人的には現在担当している組織デザイン論の研修は世の中になかなかない中で、今回の研修ではこの分野を取り上げてくださり、仕事に活かせるヒントをたくさん得ることができました。また、これから取り組んでいた組織開発論についても1セッション丸々ご教授いただき、本当に有意義なものでした。多くのお話、事例、最新の研究をありがとうございました。本当に有意義な時間でした。
  • 体系的に学ぶことができ、すぐに使える事がたくさんありました。さまざまな角度から学ぶ機会が持ててとてもよかったです。高橋先生には鼻血が出るくらいお会いしたかったのでうれしかったです。もっとたくさんの視野を持ち、本質を理解し、生きる力の強い人材育成をしていきたいと思います。事務局の皆さんにサポートいただきありがとうございます。すてきな仲間ができたことは大きな財産です。今後ともよろしくお願いいたします。
  • 組織人材マネジメントに必要な要素のラインナップを理解できました。最終発表でその企業も似たような課題を抱えているということがわかったことも発見でした。自分の勉強不足により講義スピードについて行けなかったことは勉強不足を痛感しました。これから学んでいくべき内容を見つけることができたことと、非常に優れた方々と接しなければ自らが成長しないことに気づきを得ました。
  • 毎回新しい発見を高い納得感のもと得られることができました。人事所属の方々が多く、私にとっては皆先生でしたので、テーブルディスカッションや事後の会食にて、多くの気づきも得られました。毎回期待以上でした。高橋先生の話が特に刺激的で、勝手ながら自身の考え方と合致していることが多く自分の従来までの思考に対する自信を得られました。貴重な機会をありがとうございました。
  • 内容が濃く、全セッションを受講すると人事全体がわかる内容でした。ここに来ると前向きになり、アイデアが浮かびました。事例が特に面白く、こんなことをやっている会社があるのかと知識が広がりました。
  • 内容の質の高さと参加者の学ぶ意欲、ホスピタリテのすべてがよかったと思います。もっともっと学びたいという思いが深くなりました。先生方、事務局の皆様、参加者、送り出してくれた会社のメンバーに感謝いたします。ありがとうございました。
  • とにかく情報量が多く多岐にわたっていた点。高橋先生:学術的な点から事例まで、とても勉強になりました。先生に教わった本をまず読み切ります。野田先生:組織論について、目を開かれる毎時間でした。川上先生:人事の仕事だけでなく、自分の仕事観に生きる話も多く、活かして生きたいと思います。大変勉強になりました。ありがとうございました。
  • 人事に関するアカデミックな内容が詰まっていました。少し難しいと感じましたが考え方の軸となるものが多くあり、とても素晴らしい時間でした。毎回ワクワクしながら参加できました。Fun.enjoy.intrestingであり…ありがとうございました。事務局の皆様たいへんお世話になりました。すばらしいサポート、運営の勉強になりました。