KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

ビジネスプロフェッショナルの
マーケティング戦略

マーケティング戦略立案の
要諦を身につける

日本では未だマーケティングはプロモーションツールとして捉えられていますが、本質は「商品の価値を顧客に届け、収益化すること」にあり、全てのビジネスパーソンが理解すべき必須のビジネススキルです。加えて、デジタル化の進展やコロナ禍を経て、顧客ニーズや消費者行動が大きく変わる中、プロモーションに限定せず、包括的な視点でマーケティングを事業に活かす姿勢がますます重要になっています。

本プログラムでは、ケースメソッド形式で定性・定量の両面から徹底的に考え抜くことで事業成長につながる<マーケティング戦略立案の要諦>を身につけます。

対象
  • 事業企画、マーケティング、営業部門の方
  • 事業戦略やマーケティング戦略の立案に必要な理論と実践的意思決定力を身につけたい方
講師
開催形態

対面(キャンパス)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2024年
6/6
(木)

18:30-21:30
2024年
6/13
(木)

18:30-21:30
2024年
6/20
(木)

18:30-21:30
2024年
6/27
(木)

18:30-21:30
2024年
7/4
(木)

18:30-21:30
2024年
7/11
(木)

18:30-21:30
参加費

170,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名まで)

進め方

セッションはケースメソッドにて進められます。「個人研究(事前課題)→グループディスカッション→全体ディスカッション→まとめ・レクチャー」の流れとなります。個人研究ではケースを読み込み、ディスカッションの準備をします。毎回読み切りスタイルで進めますが、前回学習したことは次回の前提となります。

修了基準

5セッション以上の参加と課題への取り組みにより認定

プログラム
お申し込み

SESSION

SESSION 1

イントロダクション:
マーケティング戦略の基本的枠組み

新規市場参入のショートケースを用いて、マーケティング戦略の基本枠組みや理論を理解し、企業の持続的成長をもたらす需要対応と競争対応について考える。

SESSION 2

顧客の購買行動と
マーケティング戦略の実践

売れる仕組みは、顧客の購買行動やニーズを反映したビジネスモデルによってもたらされる。磁気医療メーカーのケースを通じて、マーケティング戦略策定に際して留意すべき点を考える。

ケース

株式会社マグネットリング

SESSION 3

競争対応とマーケティング戦略

規制緩和という外的要因により市場が大きく変わろうとする中、勝ち残るためのマーケティングとはいかなるものか、製品ラインとチャネル政策の視点から検討する。

ケース

佐藤製薬株式会社

SESSION 4

企業の成長とブランド戦略

市場の拡大に伴い、企業のマーケティング戦略も修正していかなければならない。環境の変化、とりわけ競争環境の変化の中でブランド戦略をどのように展開すべきか、企業成長の視点から検討する。

ケース

月桂冠株式会社

SESSION 5

新技術の普及とマーケティング戦略

近年、BtoB企業においてもマーケティングの重要性が高まっている。BtoB企業で押さえるべきポイントを学び、新製品の市場浸透を目指した事例を通して、目標、コンセプト、プロモーション活動などの視点を交えて具体的な戦略を検討する。

ケース

住友電気工業株式会社-融雪用ヒートパイプ事業

SESSION 6

まとめ:カスタマーセントリックの
企業経営に向けて

顧客満足や顧客本位(カスタマーセントリック)の経営を理念としてうたう企業は数多くあるが、それを実践できている企業は決して多くない。スターバックスのケースを通じて顧客満足経営の実践について考える。

ケース

スターバックス:顧客サービスの提供

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参加者アンケート

  • フレームワークにとらわれない本質論とロジックを学べました。皆とディスカッションをすることで、お互いの意見を聞くことができ、フォローメールで講義内容のメモがあって聞き逃しや聞き間違いが修正できました。個人的には意思決定のプロセスをもう少し学びたかったですが、常に「知的な刺激」と「緊張感」がある授業はとっても楽しかったです。余談が非常に楽しくタメにもなりました。貴重なお話が聞けて大変嬉しく思います。
  • とにかく議論の時間、考える時間が多かったことがよかった。先生の質の高い、次から次へと繰り出される質問もよかった。先生の質問にもっと反応できればよかったのですが、力及ばず、申し訳ありません。考える深さスピードをもっと磨いて出直して参ります。
  • お酒やコーヒーなど身近なものがテーマになっているので、とっつきやすい点がありがたかった。回を追うごとに難易度が上がっていく構成もよいと思いました。欠席したときweb受講できた事もよかったです。たくさんの興味深いお話が聞けて、大変刺激的で魅力的な時間で、あっという間でした。マーケティングとは直接関係ない業務(人事)なので、1人落ちこぼれていましたが、講義中のやりとりやディスカッションなど非日常的な体験で知的刺激を大いに受け、学ぶ楽しさを再確認しました。教室の雰囲気とても良く、くじけずに最後まで終了できました。異業種の方々との交流も図れて本当に参加できて良かったです。事務局の方々もフレンドリーに対応してくださりよかったです。
  • 受講生に回答させ、双方向での講義だった点、時間厳守で行われた点、分かりやすく有用な講義で非常に勉強になりました。日常の中でさまざまなことについて「マーケティングの観点からはどうなのか?」という視点を持てるようになりました。
  • ついて行くのが正直大変でしたが、マーケティングについて基礎から応用までとても勉強になりました。事務局のみなさん、お世話になりました。
  • 短期間で多くの知識、考えを学ぶことができました。期待はずれではないですが、週1は大変だった。勉挙になりました!
  • 知識を知識として学ぶのではなく、講師からの問いかけで頭に汗をかいてから、マーケティング一般の説明に入ることで、マーケティングの思考法について実践的に触れることができました。講師がエネルギッシュ!質問攻め!!そしてわかりやすい講義!!どうもありがとうございました。集中力を切らさずついて行くのが大変でしたが、これほど集中的に頭に汗かくことができたのは、近年ありませんでした。(会社ではよく『思考停止』という言葉が問題の1つとして挙がっています。)
    6週一気連続の開催は、週末を含めてどっぷりと勉強に浸ることができた反面、最後の方は若干バテが出てしまったかも知れませんが、事務局の方から振り返りを毎回送付いただけたことで、自分の理解のバイアスの補正と拾えなかった事のリマインドができました。限られた期間でしたが、セッションと懇親会にと快適に楽しい時を過ごすことができました。どうもありがとうございました。ちょっと休養して、又々、お世話になりたいと思いました。
  • 先生は、多様なバックグラウンドの人たちを相手に、毎回、さまざま々な考え方や知識をできるだけ伝えようという熱意にあふれていたと感じました。非常に熱心なご指導、ありがとうございました。研究開発に携わる自分にとっては触れたことがない世界でしたが、柱となる学問領域だと感じました。これからは、マーケティングの視野を持って「どうやって、企業の利益に結びつけていくか?」も考えながら業務に当たりたいと思います。
    LFからの振り返りメールはとても大切なノートになっております。プリントアウトして、自分のノート(頑張って取ったが、支離滅裂)の整理に役立てたり、追加の情報を足したりしながら使っています。
  • 課題内容もそうだが、幅広い示唆が得られるものであった。時間がもっと長くても良いと思った(疲れますが…)非常に刺激の多い講義でした。また質問させてください。
  • 余田先生が講義中に繰り出す数多い事例が、わかりやすく為になりました。
  • 事例から理論への広がりがわかりやすく、有意義に感じられました。あることを説明するのに、事例とは異なった質問から入るところが勉強になりました。いつも、どのような質問を投げかければ理解度が深まるか、悩んでいるので参考になりました。
  • マーケティングは今までやったことがなかったのですが、わかりやすく教えていただき、大変勉強になりました。今まで受けた中で一番面白かったです。弊社のマーケティングにも大きな問題がありますので、相談に乗ってください。
  • 余田先生の追求は厳しかったですが、常に頭を働かせていて、とても勉強になりました。途中途中ではさむさまざまな業界の小ネタも含め、大変勉強になりました。ありがとうございました。
  • マーケティングの基礎から学べ、余談も含め刺激的な講義ありがとうございました。他の受講生も言っていましたが、資料印刷やメールでのフィードバック等、講義以外の運営面が素晴らしかったです。