KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

ケースで学ぶM&Aの企業戦略

M&Aに関わる上で重要な「核」となる視点や考え方を身につける

急速な技術革新、供給制約、事業環境の不確実性が高まる中、企業は外部の力をどう取り込み、成長機会へ変えていくかが問われています。本プログラムでは、契約・提携・買収の違いを交えながら、M&Aの必要性判断、価値評価、交渉、統合設計までを総合的に学びます。実在ケースをもとに、M&Aのプロセスを一気通貫で追体験することで、全体像や留意点、意思決定の流れを深く理解し、M&A戦略をリードするために必要な視点や考え方を習得します。

 

※ 案件・フェーズごとに異なる問題を俯瞰して捉える中で、財務分析・企業価値評価だけでないM&Aの要諦をつかむことを重視して進めます。

対象
  • 営業部門・経営企画・事業企画・財務部門でM&Aに関わる方
  • 経営手法の1つとしてM&Aを学びたい方
  • 新規事業創造の視点からM&Aを含めた他社との協業を検討中の方
  • ファイナンスの基礎知識がない方は、「ビジネスセンスを磨く財務リテラシー」の受講をご検討ください。
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2026年
7/22
(水)

18:30-21:30
2026年
8/5
(水)

18:30-21:30
2026年
8/24
(月)

18:30-21:30
2026年
9/2
(水)

18:30-21:30
2026年
9/9
(水)

18:30-21:30
2026年
9/16
(水)

18:30-21:30
参加費

181,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名まで)

進め方

セッションはケースメソッドで進めるため、事前課題(S2以降)があります。「個人研究(事前課題)→グループディスカッション→全体ディスカッション→まとめ・レクチャー」の流れとなります。企業価値評価に関する設問は、計算式入りの事前資料を配布予定です。ご自身のレベルに合わせてお取組 みください。

修了基準

全セッションの参加により認定
欠席の際は事前課題の提出、指定期間内の録画映像視聴・レポート等の提出をもって参加とみなします。

プログラム
お申し込み

SESSION

(2025年度実績)

SESSION 1

イントロダクション:M&Aの全体像と企業価値評価

M&Aの概況、および全体像を経営における位置づけや主要な課題とともに理解する。その上で、必須検討項目である企業価値評価について、具体的な手法と背景にある考え方を理解する。

SESSION 2

PEファンドとバイアウト

近年、PEファンドの存在感が高まっている。ファンドと組んでバイアウトしたポッカのケースから、財務分析を含むPEファンドの進め方の特徴を理解するとともに、バイアウトの役割を考える。

ケース

ポッカコーポレーション

SESSION 3

コーポレートガバナンス

バイオベンチャー買収のケースを通して、買収交渉における企業価値評価の現実、並びにコーポレートガバナンスのため留意すべき「公正な取引」(特に少数株主保護)の視点を身につける。

ケース

ロシュによるジェネンテック買収

SESSION 4

非上場企業のM&A

キリン・サントリーのケースを通して、株価が無い・オーナーの力が強いといった非上場企業の特徴も踏まえ、統合交渉で合意すべき事項は何か、いかに交渉を進めるべきか、さまざまな視点から検討する。

ケース

キリンとサントリーの経営統合

SESSION 5

M&Aである必要性の検討

ディズニーとピクサーのケースから、外部組織の活用手段としての契約、提携、買収の違いを分析し、違いや使い分けを学ぶ。加えて、買収後経営において留意すべき点を議論する。

ケース

ウォルト・ディズニー・カンパニーとピクサー:買収すべきか否か

SESSION 6

まとめ:M&A以外の選択肢を含めた外部組織の活用

必ずしもM&Aが最善の策ではない。セブンイレブンとわらべや日洋の事例を中心に、外部組織の活用方法について幅広く検討する。加えて近年注目されるCVCの役割や運用についても考える。

参加者の感想を見る

参加者アンケート

  • 3時間という長丁場だったが、内容の濃さもありあっという間だった。すべてのケースにおいて似ているようで異なった考察があり、非常にためになった。オンライン開催については、始まる前は抵抗感があったが、始まってみると違和感はなく、想像以上に集中できて良かった。
  • 非常に分かりやすい説明で、かつ全てのケースにおいて考察が深く、毎回ケースで非常に多くの気づきを得ることが出来ました。最初の授業でもおっしゃっていましたが、ケースの分だけドラマがあって、教科書通りにいかないということを思い知ることが出来ました。今回の学びを実践でも活かしていければと考えております。
  • 齋藤先生のM&A=経営、そしてその裏側にある人事、財務、組織、戦略等の理論と人間模様などのストーリーやドラマとのバランス感が大好きなのが伝わってきて、引き込まれました。
  • 期待通りでした。M&Aに関し、株価算定の基礎から、特徴的な買収事例まで多くのことを学べました。仕事上、実際にM&Aに関する案件が目の前にあり、それを想定しながら講義を受けることができました。
  • M&Aをとっかかりにして経営全般について体系的に学ぶことができ、とても満足度が高かったです。経営の基礎についてケースを通じて知ることができたのはもちろんのこと最近のトレンドや直近のニュースも踏まえた情報も織り込まれておりとても参考になりました。
  • ケーススタディによる進め方が分かりやすく、興味を持って参加できました。M&Aを理解しようとすると、買収価格の決定の仕方やバリュエーションに重きを置きがちでしたが、今回のセミナーではM&A全般について説明いただき、M&Aの奥深さを実感しました。
  • 内容的には難しいものだったと思いますが、先生の分かりやすい説明で何とかついて行くことができました。オンラインでセミナーを受講するのが初めてだったので、受講前はやや不安でしたが、実際はリアルより集中することができたように感じています。
  • 戦略的な部分で、何なぜ統合?提携?などの議論を通じて、どんな要因がその背景に散っているかを学べたのがよかった一方、Valuationに関してまだ学びが足りないので、今後色んな事例に触れてみたいと思う。
  • オンライン講義の場合、先生への質問や発言のタイミングの難しさは感じたものの、自宅で受講でき(往復の移動時間がなく)時間的な負担も少ない等、良い面もあったかと思います。
  • マスでの一方的配信ばかりでなく、少人数個別の場合でもオンラインは有効性が高いことを齋藤先生の熱意が検証、実証されたのではないでしょうか。
  • リアルの方が、議論ははずむかもしれないが、やはり移動がないこともあり、業務との調整が非常に楽で、有り難かった。また思っていた以上に集中できる環境で、違和感はなかった。
  • リアルよりも集中できたような気がして問題なかったです。ただ、最後の懇親会はリアルの方がもっと皆さんとお話できたように思いました。
  • 最初は不安だったが、リアルと変わらないぐらい密接な講義であったと感じた。