夕学レポート
2017年09月12日
第14回 11/28(火)米倉 誠一郎先生
11/28(火)にご登壇いただくのは法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授 米倉誠一郎先生です。
イノベーターを数多育て、ベンチャーの応援団と自認し、多くの経営者から熱い支持を受ける米倉先生。
今や、イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセスを中心に研究していらっしゃいますが、本来のご専門は歴史学。
日本人は創造的ではないと言う人がいるが、本当にそうなのだろうか?と、先生は投げかけます。
近代日本の黎明期にイノベーティブに時代の荒波を乗り越え、独創的な経営行動と組織設計をした明治の企業家達を目の当たりにして、近代日本の建国の姿がいかに創造的であったか、先生は研究を続け確信をしていらっしゃるのです。
経済成長の創案者ともいわれる経済学者シュンペーターは、イノベーションの実行者を「企業者(entrepreneur)」と呼び、まったく新しい組み合わせで生産要素を結合し、新たなビジネスを創造する者として定義しました。
近代日本を建国した彼らはいかにイノベーターであり、それはいかに現代の私たちのなかで生き続けているのか。
時代を俯瞰しながら近代、いま、そして未来へ。米倉先生とともに、ワクワクする旅をご一緒します。(保谷)
米倉誠一郎
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学イノベーション研究センター特任教授
日本元気塾塾長
「イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応」
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客観性に閉じ込められる私たち
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家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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