KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2020年10月02日

第14回 2/1(月)冨山 和彦さん

photo_instructor_1060.jpg2/1(月)は株式会社経営共創基盤(IGPI)IGPIグループ会長冨山和彦さんのご登壇です。
産業再生機構COOの時から現在にいたるまで、カネボウをはじめとする多くの企業の再建をしてきた冨山さん。
新型コロナウィルスによるパンデミック(世界的大流行)で、少なくとも数か月、場合によっては年単位で世界経済は生産と消費の両方を大幅に抑制せざるえない情勢である「コロナショック」が世界、そして日本にやってきており、これは長期化するとされています。
冨山さんは、世界がこのパンデミックに陥りはじめ、まだ現実として受け止めることのできていない2020年5月に『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』、さらに6月に『コーポレート・トランスフォーメーション 日本の社会をつくり変える』を発刊し、いち早く、いま起こっていること、そしてこれから起こりうるであろう経済状況、それに伴う変化について示唆されています。
すでに、高度成長とともに形成、確立された日本的な経営モデル、日本的なカイシャモデル、それを軸とした経済社会モデルが脆弱になってきているとされているなか、この経済危機あって、古いモデルはますます有効性を失い脆弱であることを改めて証明しつつあると言われています。
日本も、世界も、コロナショックを契機にさらなる大きな変容、モア・トランスフォーメーションの時代に入る可能性が高いとされるなか、経営のあり方、会社のあり方、私たちの働き方、人生のあり方はどうなっていくのか。
日本が過去の呪縛から断ち切り、その先にある単なる米国モデルの追随ではない、新しいモデル、ウィズコロナ時代、さらにポストコロナ時代における生き残りとさらなる成長という、新しい経済社会アーキテクチャの創造について、冨山さんに先導頂きながらともに考えていきたいと思います。(保谷)
・冨山和彦(とやま かずひこ)
・株式会社経営共創基盤(IGPI) IGPIグループ会長
・演題:「コロナショックとコーポレート・トランスフォーメーション」
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