夕学レポート
2013年03月22日
第15回 6/20(木) 古市憲寿さん
第15回 6/20(木)にご登壇いただくのは東京大学博士課程に在籍中の新進気鋭の社会学者で、ベンチャー企業ゼント社執行役員の古市憲寿さんです。
若者による若者論として、斬新な切り口が話題になった『絶望の国の幸福な若者達』の著者であり、注目のライジングスターです。
1月に夕学に来ていただいた津田大介さんに、「同世代以下の人で、いま注目している方は誰ですか」とお聞きしたところ、間髪入れずに戻されたのが「それは古市君でしょう」という返事でした。
実は、古市さんは、次ぎ夕学の候補として秘かに温めていたので、我が意を得たりという思いがしました。
『絶望の国の幸福な若者達』では、ステレオタイプの若者論をクールに否定した点が斬新でした。
いまの若者は可哀想、若者はもっと怒れ、若者は反抗するべきだ云々といった、上から目線の全共闘的若者論をサラリとかわしてくれました。
今回の夕学では、新著の『僕たちの前途』をモチーフに講演をお願いしました。
この本は、社会学者からみた起業家論です。とはいえ古市さん自身がベンチャー企業の経営に関わる起業家の一員なわけなので、同時代人による当事者論という立ち位置は前書と同じです。
日本人は安定志向が強く、起業率が低いと言われますが、サラリーマンが日本人の生き方の主流になったのは、つい最近のことで、ほとんどの時代を通して、私たちは自らの責任で生きる自営業者だったという事実から解きほぐす、新しい起業家論です。
どんなお話が聞けるのか楽しみです。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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