夕学レポート
2010年09月16日
第16回 12/3(金) 竹中平蔵さん 「問題解決スキルとしての経済古典」
第16回12/3(金)はお待ちかね、慶應SFC教授の竹中平蔵先生の登場です。
今回は、4月から7月まで5回シリーズで開催し、大好評のうちに終了した夕学プレミアムagora「問題解決スキルとしての経済古典」の総集編になります。
この講座では、竹中先生にアダムスミス、ケインズ、シュンペーター等々経済古典をたっぷりと解説していただきました。卓越した説明能力を持つ竹中先生が、今の日本が直面する課題と関連づけながら解説する経済古典講義でした。
講義の概要は、このブログにもアップしましたのでご覧になってください(こちら)
竹中先生によれば、ケインズもシュンペーターも、象牙の塔に籠もる理論家ではなく、いまここで起きている現実の問題をどう解決するのかを議論した実践家であったそうです。そして多くの論敵と激しい議論を戦わせる情熱の人でもあったそうです。
それは、数多くの批判を受けながらも、自身の道を貫いて、日本経済の構造改革に邁進した竹中先生の5年半の政治家時代を彷彿させてくれる逸話でもあります。
竹中先生が語る経済古典講義。これは必聴です。
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オススメ! 春のagora講座

5月17日(土)開講・全6回
平野 昭さんと【系譜で読み解くクラシック音楽】
近年再評価や再解釈の進むブラームス音楽の本質と、ドイツ・ロマン派音楽の豊かな魅力を楽しむ。

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6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

人気の夕学講演紹介

5月15日(木)18:30-20:30
人間はなぜ顔に魅せられるのか
中野 珠実
大阪大学大学院情報科学研究科教授
他者や自己の顔をどのような脳の仕組みで認識しているかを紐解くことで、人間とは何かという問題に迫ります。
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