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夕学レポート

2019年09月18日

第17回 12/3(火)渋澤 健さん

ken_shibusawa.jpg12/3(火)はシブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役、コモンズ投信株式会社 取締役会長 渋澤 健さんのご登壇です。
20年ぶりとなる日本紙幣の刷新に伴い1万円札の顔として、さらにはNHK大河ドラマの主人公として、改めて多くの脚光を浴びている渋沢栄一氏。
「日本資本主義の父」と称され、日本経済近代化への最大の功労者であること、皆さまもご存知の通りです。
その5代目子孫が渋澤健さんでいらっしゃいます。
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務め、2001年に独立されました。
渋沢栄一氏が提唱した「論語と算盤」は、現在の時代の文脈に書き換えると、サステナビリティ(持続性)とインクルージョン(包摂性)であるという教えをもとに金融業界での活動を続けていらっしゃいます。
いま、格差が問題となり、世界のいたる処で資本主義のあり方が揺らいでいるとさえ言われています。
しかし、渋沢栄一氏がめざしたのは、日本の資本主義の原点にある「合本主義」という思想であり、それは現代で言う、「共感・共助・共創」による社会であると、健さんは私たちに伝えて下さいます。
多様性に富み変化の激しい現代にも通じる不変の王道とも言うべき渋沢栄一氏の教えを今に伝えるお話しより、改めて、資本主義の原点を紐解いていきたいと思います。(保谷)
・渋澤 健
・シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役、コモンズ投信株式会社 取締役会長
・演題:「渋沢栄一の発創力」
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