夕学レポート
2018年03月28日
第17回 6/28(木)本村凌二先生
6/28(木)は早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授 本村凌二先生のご登壇です。
本村先生は、古代ローマ史研究の日本における第一人者。
教養としての「世界史」の読み方とは、「歴史に学ぶ」ということ、「過去と現在との関わり合いを知る」ということ。東京大学教養学部28年間にわたる教鞭とともに、高校世界史の編纂や英訳など、人生の若いうちより「世界史」に触れ、歴史から学ぶ機会を数多く創って下さっています。
今回の演題にもなっている著書『教養としての「世界史」の読み方』は、まさに先生のこれまでのご講義の集大成ともなる1冊。
先生自ら、教養として世界史をどう読むのか、世界史を読み解くうえで大切な視点や新説、持論を織り交ぜ、学生から大人までわかりやすく紙面上で講義下さっています。
先生がおっしゃる、ローマ帝国に流れ込む地中海世界の歴史は、人類にとって計り知れない意味を持つ、とは何を示すのでしょうか。
「混迷の現代」を読み解くカギは「歴史」の中にある、と言われるほど、私たち人間の営みは、否が応でも、太古の昔より大きな流れの中で繰り返し続けられているのです。
先生のモットーは
ローマ史を中軸として世界史の全般に興味をもちながら、「よく学びよく遊べ」の精神で生きていたい。
何よりも競馬がお好きで、土日は競馬に気が向いている。
石原裕次郎さんの大ファンで、近著には『裕次郎』をお書きになっているほど。
…と、先生の遊び心溢れるお人柄も魅力的。
ローマ史研究者としての「世界史の読み方」より、現代を紐解き、未来の糧となる何かを見つけるナマご講義、楽しみです。(保谷)
・本村 凌二先生
・早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授
・演題:「教養としての世界史」
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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