夕学レポート
2008年03月27日
第18回(7/4) 瀬名秀明さん
第18回(7/4)の講師は、東北大学特任教授で作家の瀬名秀明先生です。
1995年,27歳の時にSFホラー小説「パラサイト・イブ」を書いた瀬名先生。本はもちろんのこと、映画やゲームにもなって、生命科学ホラーの新境地を開拓しました。
実は、その時は東北大大学院の博士課程に在籍中で、まもなく薬学博士号を修得し、作家と研究者の二足の草鞋で活躍されてきました。
2006年からは東北大の機械系の教授に就任し、現在はロボット研究に携わっています。
鉄腕アトムが生まれて50年。ホンダのアッシモやトヨタのパートナーロボットに代表されるように、アンドロイド型ロボットの実用研究は大きな進歩を遂げてきました。
ロボットに出来ること、ロボットだからこそやれること、ロボットと人間の役割分担等々、ロボットの未来には大きな夢が広がります。
作家として、科学を題材に空想の世界を創造してきた瀬名先生が、ロボットを通して、リアルな世の中にどのような創造力を植え付けようとしているのか、興味が尽きません。
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オススメ! 春のagora講座

6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える
【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

人気の夕学講演紹介

2025年5月27日(火)18:30-20:30
アテンション・エコノミーのジレンマ
山本 龍彦
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、慶應義塾大学 X Dignityセンター共同代表
偽・誤情報や誹謗中傷、さらには社会的分断の一因になっているとも言われる「アテンション・エコノミー」が孕むジレンマに人権や民主主義の観点から迫り、克服の糸口を考えます。

人気の夕学講演紹介

2025年5月30日(金)18:30-20:30
蔦屋重三郎の仕事に迫る
鈴木 俊幸
中央大学文学部教授
NHK大河ドラマ『べらぼう』時代考証教授
次々と流行を生みだしていった蔦屋重三郎との仕事ぶりを辿り、江戸時代中期から後期へと大きく変化する時代の様相を見てみます。
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