夕学レポート
2008年10月03日
第18回 12/15(月) 磯田道史さん
第18回(12/15)の講師は、茨城大学准教授で、近世歴史学を専門とする磯田道史先生です。
どこのクラスにも、歴史少年・少女とい呼ばれる人がいたものです。磯田先生は、おそらくその中でも筋金入りの存在だったのではないでしょうか。
ベストセラーになった『武士の家計簿』のあとがきによれば、社会科見学や修学旅行の際には必ずクラスに「イソダ係」という担当が決められていたと言います。
磯田少年が展示物や史跡に見とれて迷子にならないようにする「見張り番」だったとのこと。
『武士の家計簿』は、そんな磯田先生が、古本屋で偶然見つけ、大枚をはたいて購入した、ある加賀藩士家の家計簿を題材に書かれたものです。
身分と職務の世襲が常態であった江戸時代にあって、猪山家は加賀藩の勘定方(いわば会計係)を代々務める家系でした。幕末・明治期、幕藩体制というよるべき大樹が倒れる中で、猪山家の人々は、勤勉実直の人柄と会計の専門知識を武器に逞しく生き残り、やがて新政府の海軍会計担当として新たな役割を見いだしていきます。
幕末・明治の激動期を切り抜けた武士の生き方を通して、現代のプロフェッショナルビジネスパースンにも通ずる「専門性」の活かし方に思いをはせることができればと思います。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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