夕学レポート
2020年09月07日
第1回 10/8(木)高橋 孝雄先生
夕学五十講 2020後期は10/8(木)より全15回開催いたします。今期も司会進行は 保谷・湯川 が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。会場で、オンラインで、皆様、お待ちしております。
さて、本日より各回を順にご紹介してまいります。
第1回は10/8(木)、慶應義塾大学 医学部教授 高橋孝雄先生です。
小児科医として、教育者として、日本小児学会会長はじめ日本の医学会を率いるお立場として、ご活躍でいらっしゃいます。
ご著書『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』は多くの方から支持され、現代の育児書のバイブルとも評されています。
まさに子育て最中の方々はもちろんのこと、ふとした機会にエッセイやインタビュー記事に触れ、先生のメッセージやお人柄に触れ、ヒントや前向きさをいただいたという方、いらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人でした。
近年、医科学分野の研究が急速に進み、わかってきたことがたくさんあります。遺伝子や脳科学などの知識が子育てのために学ばれ、活かされてきているのも、現代のこと。しかし、解ってきて、知識が得られるようになったからこそ、迷い、悩むこともあります。何が正しいか、何がより効果的かという判断基準ではとらえきれないものもあります。人間関係、なかでも子育ては、その最たるもの、と言えるのではないでしょうか。
大切なのは、子どものチカラを信じること。
最高の子育ては、子どもの長所を伸ばすこと。
高橋先生はそうおっしゃます。それはどういうことなのでしょう。遺伝の力と豊かな環境の力、この2つによって私たち大人ができること。高橋先生の言葉に耳と心をお預けして、ご一緒に、考えてみられたらと思います。楽しみです。(湯川)
・高橋 孝雄(たかはし たかお))先生
・慶應義塾大学医学部 教授
・演題「子どもを育む遺伝の力、環境の力」
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