夕学レポート
2020年06月08日
第2回 7/2(木)清水 洋先生
7/2(木)は早稲田大学商学学術院 教授 清水洋先生にご登壇頂きます。
「米国のやり方」を真似すれば日本の生産性は向上する-そんな思い込みが日本経済をますます悪化、日本経済の失われた20年と言っても過言ではありません。
清水先生は、アメリカ、イギリス、オランダ、そして日本と各国の名門大学にて最新経営学のトップランナーとして研究を重ねています。その中にあって、イノベーション関連研究の探索量、立論における学際的な視点は、一目置かれる存在として国内外より高い評価を得ていらっしゃいます。
今回は、昨今の日本は世界にあって存在感が薄いともいわれる「イノベーション」についてお話し頂きます。
イノベーションには、創造的な側面と破壊的な側面があり、持続的にイノベーションを生み出すためには、この両側面を真剣に考えていく必要があると先生は指摘されます。
イノベーションをめぐる誤解や俗説を紐解くとともに、ヒト・モノ・カネの流動化を根底にイノベーションの多面性について解説いただきます。
アフターコロナの世界、ますます混沌とするなか、先生の丹念なご研究と事例からのご講義は、イノベーションについて考える大きな標となることでしょう。(保谷)
・清水 洋(しみず ひろし)先生
・早稲田大学商学学術院 教授
・演題:「イノベーションは社会を創るのか、破壊するのか」
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客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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