KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

イノベーション思考
[10月/A日程]

視野を広げ発想を跳躍させる

数年先でも企業を取り巻く環境を想定することが難しい今、多くの企業が変化への迅速な対応を求めています。本プログラムでは、不確実な未来においてさまざまな可能性を想定し、変化を先読みする力と、幅広く斬新な対応策を発想する方法論やツールを習得し、激変する環境に対し後手にならない対応力を高め、環境変化をも機会としてとらえられる思考を身につけます。

対象
  • 長期的視点に立った商品・サービスや、自社のビジネスモデルを企画・開発する方
  • 商品の売り方や販促方法などの仕組みにおいて、将来を見据えたアイデアを探している方
  • イノベーティブな発想を行うスキルを身につけたい方
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2024年
10/28
(月)

18:30-21:30
2024年
11/8
(金)

18:30-21:30
2024年
11/18
(月)

18:30-21:30
2024年
11/25
(月)

18:30-21:30
2024年
12/2
(月)

18:30-21:30
2024年
12/9
(月)

18:30-21:30
他の日程
参加費

170,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

24名 (法人派遣は1社につき4名様まで)

修了基準

全セッションの参加により認定
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。

プログラム
お申し込み

SESSION

SESSION 1

イノベーション思考とは

ビジネスパーソンにとって論理的な思考プロセスは必要不可欠だが、短期間で大きく変化する環境に備えるには、常識や経験にとらわれずにさまざまな可能性を考え、より広い視点で将来を予測し、より幅広い打ち手や斬新なアイデアを発想する力も必要である。

初回のセッションでは、本プログラムで学ぶイノベーション思考とはどういうものかをワークを通して体感しながら、基盤となる「俯瞰思考力」を学ぶ。

SESSION 2

未来洞察力を高める

イノベーションを起こすためには、多様な未来の洞察を通して「ビジネスチャンス」を探索する必要がある。

このセッションでは、現状から未来を読むツールの一つである「スキャニング法」を実践し、「思ってもいなかった未来」を思い描ける力の重要性を実感する。

SESSION 3

未来洞察で隠れた好機を掴む

未来を洞察するには「今」を起点とするフォアキャスティングと「遠い未来」から逆算するバックキャスティングがある。

このセッションでは、スキャニングとともにフォアキャスティングの代表である「シナリオプランニング」と、そこからさらに遠い未来を描き、近未来を洞察するバックキャスティングの「SFプロトタイピング」を実践する。

SESSION 4

発想の柔軟性を高める

創造的に発想する「ブレーンストーミング」の基本とともに、それを支援・促進する切り口を学ぶ。

このセッションでは、ブレストで忘れがちになる基本ルールとともに、それを成功させるための「思考の切り口」を提供する「6HATS」と「SCAMPER法」を実践する。

SESSION 5

発想の幅を広げる

ビジネス上で重要とされる常識と経験が、イノベーションを生み出すことにおいては障害となり得る。

このセッションでは、直面するテーマと似た何かである「メタファー」と、あえて対極の存在「AP」から斬新なアイデアを考える「アナロジーを活用した発想法」を実践する。

SESSION 6

発想の俊敏性を高める

イノベーション思考を組織的に展開するのは、個人の発想力にとどめず、チーム力として発揮することが求められる。

このセッションでは、システマティックに斬新なアイデアを発想する「NM法」「NM-AP法」を学び、また、参加者が自らの組織でどのようにイノベーションを起こすかを考える。

参加者の感想を見る

参加者アンケート

  • 自身に欠けている「イノベーションを生み出す」発想の手法やアプローチを学びつつ実践に試すことができました。また、グループワークの結果に対し、先生の講評やほかのGrpのコメントで理解と学びの定着につながったと感じられました。実際の組織運営において「跳んだ発想」を適用できる機会は多くないのが実情ですが、今回学んだ要素を日々意識し取り組んでいきます。
  • さまざまな思考法のツールを学べてよかったです。社内の講習でAP法、ブレインライティングは「やらされた」ことがありましたが当時は理解不十分でした。今回じっくり理解できました。偽物化法に最後また取り組めてよかったです。今回も活用を心掛けて経験を深めていきます。ありがとうございました。
  • とても分かりやすく、また、参画しやすい講義でした。これらの手法がある、わかるということに安心感があります。いい意味での期待外れは、とても和やかな雰囲気だったことです。全6回とても楽しく学習することができました。有意義な時間をありがとうございました。
  • 頭を柔らかくする訓練ができたと思います。課題の内容も発想を飛ばす訓練として、とてもよかったと思います。発想力を広げることができたと思います。
  • 期待以上の学びがありとても優意義でした。貴重な時間になりました。
  • 変わった意見ほど盛り上がるのが楽しく、最後まで気分よく参加できました。なかなか発想が出ないとき的確にサポートをしていただきありがとうございました。
  • 演習が多く、実際に使うイメージが持てた。また、毎回違うメンバーとディスカッションができて視野が広がった。とても楽しくて役立つ講座をありがとうございました。
  • 発想に振り切った時間をしっかりととることができ、各種ツールの使い方はもちろん発想という行為の練習ができた。業務直後はなかなかイノベーション脳にならないというコトも発見でした。 講義のほかにも、他社の人、業種の異なる人の考え方に接することができ、各種の豆知識も楽しく、素晴らしい時間でした。
  • 発想を飛ばすという、普段の仕事では使わない思考プロセスが学べてよかった。行政というイノベーティブな考え、仕事とは遠い分野にいますが、教わった発想方法を活用していきたいと思います。
  • かなり発想の仕方が広げることができたと感じています。これまで色々と研修を受けましたが、これほど面白い研修はなかったです。これからの仕事にも大変役に立ちそうだと感じています。
  • 参加型で、全員が発言しやすいクラスでした。自由に意見交換できる環境が提供されていたこと、間の持たせ方など、巧みな運営手法に勉強させられました。回数が限られているので仕方ないことですが、よりケーススタディを実施できるといいと思いました。
  • 普段使わない考えを限られた時間で絞り出すことができました。これから必要なスキルであると確信しております。
  • 習ったツールはすべて初めてだったので、とても刺激がありました。個人としてもチームとしても活用できると感じています。
  • とても意見が言いやすい雰囲気だった。メールのアフターフォローも復習がやりやすくて良かった。講師が何でも対応してくださるのでとても助かった。セミナ―が楽しいと思ったのは初めてでした。本当に役に立つ知識が得られて満足しています。
  • 演習の時間が多く、実際の議論の進め方のイメージを持つことができた。講義の進め方が非常にわかりやすかったです。自分が仕事を進めていくうえでも参考にさせていただきます。