MCC MAGAZINE
MCC MAGAZINE UPDATE
FAX復権?
みなさんの組織では、FAXを使っていますか?
「そんな時代遅れのシステムは使ってないよ」と笑われる方も多いでしょう。
しかし、米国の市場調査会社ベリファイド・マーケットリサーチによれば、2023年から2031年にかけて平均年率6.96%で発展し、2023年に26億5,804万ドル(約3,879億円)規模だったのが2031年には45億7,667万ドル(約6,678億円)規模に達するとのこと。
なんと今後8年間年で約1.7倍の市場になるというのです。
昭和の異物のように感じるFAXの市場が今後伸びていく。その根拠はどこにあるのか。そしてそれは今後も続くのでしょうか。
- 2025年11月13日
一條 和生・細田 高広著『16歳からのリーダーシップ』
「リーダー」とは先頭に立つポジションを意味する言葉です。ですから部長やキャプテンや委員長は確かにリーダーだと言えそうです。一方、「リーダーシップ」はどうでしょう。そもそも英語の「-ship」という接尾語は名詞にくっつくと、それを成立させる大切な性質や役割を示す言葉になります。
- 2025年11月11日
- ピックアップレポート
粂川 麻里生(慶應義塾大学文学部教授(言語文化研究所所長、アート・センター副所長))
『ファウスト』
森林太郎(訳)・ゲーテ
岩波文庫(1928年7月)
- 2025年11月11日
- 私をつくった一冊
エドワード・ゴーリー著『うろんな客』
今年、生誕100年である。
エドワード・ゴーリー。絵本作家であり、詩人であり、イラストレーター。舞台の美術や衣装も手がけた。Edward Goreyの綴りを入れ替えたいくつものペンネームを使った。バレエが大好きで、振付家バランシンの大ファン。毛皮のロングコートにスニーカー、手指にはいくつもの指輪、目を引くファッションでNYを歩いた。そう、多彩な才能を持つアーティストだった。そしてもちろん、『うろんな客』の作者である。
- 2025年11月11日
- 今月の1冊
蓮池 薫氏講演「日本人拉致~23年目の新たな告白~」
「1978年7月31日-」その日付を口にするとき、蓮池さんの人生は47年前に戻る。「彼女と二人、海岸に腰掛けてタバコを吸っていた。すると『火を貸してほしい』と男が近づいてきた。流暢な日本語だったが、それは北朝鮮の工作員だった。その男に気を取られている間に、数名の戦闘員が後ろから忍び寄ってきた。気づいた時には私たちは囲まれていて、その場から暴力的に連れ去られたのです」
- 2025年10月24日
- 夕学レポート
生成AIは売れっ子ミュージシャンの夢を見るか
皆さん、生成AIを仕事やプライベートで活用していますか?この質問に「いいえ」と答える方は今となってはほとんどいないはずです。それだけ私たちにとって身近となった生成AI、私も毎日活用しています。
生成AIは「対話」を繰り返して回答の精度やレベルを挙げていくことが活用のコツですが、対話をしていくうちに愛着が湧いてきます。
- 2025年10月23日
詩森 ろば氏講演「社会を批判するのではなく、社会をつくる物語を」
かつて「2番じゃ駄目ですか?」という言葉が話題となった、あの事業仕分けにおける困難の一つには「考えない人に考えることの重要性を説く」というほぼ不可能に近い点があったのではないかと私は思っている。
- 2025年10月14日
- 夕学レポート
山辺 恵理子「ビジネスパーソンの成長の土台と伸び代をつくるリフレクション」
「ふり返りをしましょう」「反省会をしましょう」と人に言われたとき、あなたはどのような感覚や感情を抱くでしょうか。ダメ出しをされると思って身構えたり、それまで心に留めていた不満や改善点を相手にいかに伝えようかと考えて頭を抱えたりする人もいるかもしれません。
- 2025年10月14日
- ピックアップレポート
戦略の教科書としての『理想のヒモ生活』
マンガやラノベ(ライトノベル)が好きな方なら「異世界モノ」というジャンルはご存じでしょう。その多くは現世で事故や病で亡くなった主人公が異世界で生まれ変わる「異世界転生」であったり、異世界の魔法によって転移する「異世界召喚」です。
- 2025年10月14日
- 今月の1冊
橋本 幸士氏講演「物理学者の思考法:クリエイティビティの源泉」
複雑多様化した数多の問題から、絶対的な解を見つけるのが難しい現代。正しく考えるためには、そもそも正しく問わなくてはならないが、問いを立てたり仮説を立てたりすることは、存外むずかしいものである。
- 2025年10月6日
- 夕学レポート






