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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2020年09月26日

第10回 12/15(火)安永 雄玄さん

photo_instructor_1057.jpg12/15(火)は浄土真宗本願寺派築地本願寺 代表役員宗務長 安永雄玄さんにご登壇いただきます。
東京築地にある築地本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺です。
中に入ったことのある方は少ないかもしれませんが、伝統仏教である浄土真宗の寺院であり、本院であることからも、有名人の葬儀が行われたりと、名前くらいは知っているという方は多いことでしょう。
現在、東京をはじめとする首都圏にある寺院は、少子化、核家族化による家族制度の変化、明確な宗教心を持たない人の増加、それらに伴い昔からのお寺を中心としたコミュニティの崩壊など相まって、その存続自体に頭を抱えているところが少なくありません。
安永さんは、大学卒業後、メガバンクに入行。英国留学ケンブリッジ大学院にて経営学を学び、外資系、日系の経営コンサルファームなどで経営トップを歴任のうえ、築地本願寺に就職した異色のキャリアの持ち主でいらっしゃいます。
そう、安永さんのミッションはお寺の経営改革なのです。
ビジネスの世界と宗教の世界は、使われる言葉がまったく違うと言われます。それは、考え方の違いにも通じるのかもしれません。
そのようななかにあって、安永さんはどのように”改革”を進めているのでしょうか。サステナブルにお寺を運営していくために、いかに周りを巻き込み、実行へと落とし込んでいるのでしょうか。
安永さんが実践されている”改革”は、宗教法人という組織文化が違うゆえ、ビジネスパーソンのそれとは道のりが異なること、より困難が多いこと、容易に想像できます。安永さんのご経験、改革のプロセスを通して、私たちにたくさんの気づき、教えがあることと思います。(保谷)
・安永雄玄(やすなが ゆうげん)
・浄土真宗本願寺派築地本願寺 代表役員宗務長
・演題:「築地本願寺の経営改革~ビジネスマン出身僧侶のお寺改革~」
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