夕学レポート
2013年03月18日
第12回 6/4(火) 三島邦弘さん
第12回 6/4(火)に登壇いただくのは、ミシマ社代表の三島邦弘さんです。
ミシマ社は単行本の編集者であった三島さんが、「一冊の力」を信じることを理念に、2006年に起ち上げたユニークな出版社です。
幼い頃、偉人の伝記を読んで、その生き方に感動したように
青年期に、こころに残る言葉に出会えて、人生の進路を決めたように
大人になって、本を通して新たな知識・情報を得たように
たった一冊の本が、新しい世界を開いてくれることがあります。
そんな力のある本を、こころを込めて作っていこうというのが、「一冊の力」を信じるということかと思います。
現在の出版業界は、かなり”いびつな構造”だと言われています。
こころを込めて本をつくる、というよりはひたすら多くの本を出して、出版社・卸・書店間を激しく移動させることでお金を動かす。業界ぐるみの自転車操業状態に陥っています。
これに対して、ミシマ社は、新刊本はごくわずか、良書を選らんで世に出し、安易に絶版にせず大切に売って、少しずつ増版を積み重ねていくという方法です。
そんな中から、内田樹さんの「街場のシリーズ」などのヒット作も生まれてきました。
それでいて、けっして肩に力が入ることなく、明るく、楽しそうに、ワイワイと本をつくっている。ミシマ社はそんな出版社のようです。
(このあたりは、三島さんご自身の起業体験記でもある『計画と無計画のあいだ』をお読みいただくとよくわかります)
今回の夕学では、7年目を「ほがらかに」走りつづけている三島社の日々をご紹介いただきながら、経済成長一辺倒でもない、かといってその真逆の超天然生活でもない、これからの新しい社会と経済のあり方を一緒に考えてみたいとおっしゃっています。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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