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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2021年03月30日

第12回 6/4(金)小出 伸一さん

photo_instructor_1073.jpg6/4(金)は株式会社セールスフォース・ドットコム 代表取締役会長 兼 社長 小出伸一さんのご登壇です。
昨年2020年3月世界経済フォーラムの年次総会であるダボス会議にてセールスフォース・ドットコム会長 兼 創設者、マーク・ベニオフ氏の議論は注目を集めました。
「従来の資本主義では、ビジネスの本分は、ただビジネスに専念することでした。ビジネスが世界を変えるためのプラットフォームとなるのが、新しいステークホルダー資本主義なのです」
途方もない格差が広がり、地球は危機的な状況をもたらすことになった、株主利益の最大化のみを追求してきた従来の資本主義はもはや機能していないことを警告し、企業のすべてのステークホルダーを重視する新しい資本主義「ステークホルダー資本主義」が社会全体にプラスの影響をもたらすことを訴えたのです。
セールスフォースは、アメリカに本社を置くCRMソリューションのグローバル企業ですが、そのなかでも人材やワークプレイスへの投資割合が大きいのが日本法人の特徴だそうです。
そこには、2014年より日本トップを務める小出さんの経営判断と信念があります。
コロナ禍もあり、人とのつながり方、ライフスタイル、学び方、働き方など、生活におけるすべての面において、私たちは大きな転換点にいます。
第4次産業革命ともいわれるいま、グローバル企業における経営の軸とともに、グローバルに通用するようなイノベーションがなかなか生まれないともされる現在の日本にあって、どのような経営判断、意思決定が為されているのか。
ビジネスを通じて世の中を、日本を変えようとするプロフェッショナル経営者 小出さんの信念、マインドより熱くお話し頂けることでしょう。(保谷)
・小出 伸一(こいで しんいち)
・株式会社セールスフォース・ドットコム 代表取締役会長 兼 社長
・演題:「ステークホルダー資本主義に基づくセールスフォース・ドットコムの経営」
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