夕学レポート
2013年09月16日
第14回 11/26(火) 宮崎辰さん
第14回 11/26(火)に登壇いただくのは、東京恵比寿の3つ星フレンチ「ジョエル・ロブション」プルミエメートル ドテルの宮崎辰さんです。
メートル ドテルというのは、レストランにおけるサービスのプロフェッショナルです。シェフと並んでお店の価値を形成する極めて重要な役割だと言われています。
顧客満足(CS)の理論では、顧客満足の提供には、商品の性能・品質といった「機能的価値」に加えて、サービスやブランド、スピリッツといった「意味的価値」を積み重ねなければならない、と言われています。
メートル ドテルというのは、この「意味的価値」の提供を担う現場の責任者という役割ではないでしょうか。
お父さんが愛読していた『Danchu』の影響で料理に興味をもち、料理人の世界を志した宮崎さんは、理由あって、シェフからメートル ドテルに路線を変更したといいます。
以来、サーヴィスマンとして腕を磨き、ついに昨年「クープ・ジョルジュ・バティスト」サーヴィス世界コンクール東京大会で優勝の栄冠に輝きました。
世界の一流レストラン、ホテルから集まった300名のライバルに打ち勝っての優勝だそうです。
ご著書の『世界一のおもてなし』(中経出版)もベストセラーとなり、日本中が注目するサービスのプロといえるでしょう。
東京オリンピック招致で活躍した滝川クリステルさんが、得意のフランス語でIOC委員を前に力説したのも、日本人の「おもてなし」の精神でした。
宮崎さんの話を通して、日本が世界に誇り、認められた「おもてなし」について考えてみたいと思います。
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客観性に閉じ込められる私たち
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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