夕学レポート
2021年03月30日
第14回 6/10(木)西川悟平さん
6/10(木)は7本指のピアニスト 西川悟平さんのご登壇です。
「7本指のピアニスト」のお肩書に、目を疑った方も少なくないことと思います。
ジストニアという難病にて両手の指が動かなくなったのは、西川さん24歳の時。
15歳から始めたピアノは高く評価され、ニューヨークへ渡米しデビュー。音楽家であれば誰もが憧れる世界のカーネギーホールにて定期的な演奏もするなど、華々しい音楽家としての道を歩み始めたその頃、「一生ピアノは弾けない」と医師より宣告されました。
その後、懸命なリハビリを重ね、動かなかった指は、やがて5本、今では7本まで動くようになり、ピアニストとして活動を再開できるという、傍から見ると数々の奇跡が起こっていらっしゃいます。
そこには、「最悪の出来事も、ちょっとした考え方と行動の違いで、最高の出来事に変わることがある」というモットーがあると仰います。
ニューヨークでの成功体験、アメリカンドリーム実現までのエピソードとともに、数々の奇跡を起こす生き方、考え方に迫ります。苦難の経験をも吹き飛ばす大阪弁の軽妙な語り口、ダイナミックな演奏の西川さんのお姿から、たくさんのパワーを頂けることでしょう。(保谷)
・西川 悟平(にしかわ ごへい)
・7本指のピアニスト
・演題「「7本指のピアニスト ~20年間ニューヨークで勝ち残った生き方~」
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西川悟平オフィシャルサイトはこちら
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6月14日(土)開講・全6回
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【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

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慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、慶應義塾大学 X Dignityセンター共同代表
偽・誤情報や誹謗中傷、さらには社会的分断の一因になっているとも言われる「アテンション・エコノミー」が孕むジレンマに人権や民主主義の観点から迫り、克服の糸口を考えます。

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NHK大河ドラマ『べらぼう』時代考証教授
次々と流行を生みだしていった蔦屋重三郎との仕事ぶりを辿り、江戸時代中期から後期へと大きく変化する時代の様相を見てみます。
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