夕学レポート
2006年10月04日
第16回(12/14) 古川享さん
第16回の講師は、前マイクロソフト副社長で、現在は慶應デジタルメディアコンテンツ統合研究機構(DMC)教授を強める古川享さんです。
古川さんは、ビル・ゲイツの盟友の一人として、成毛真さんとともに、マイクロソフト日本法人の立ち上げから今日の隆盛をリードしてきたIT業界のリーダー的な存在です。あまりに有名な方です。その古川さんが、稲蔭先生の回でもご紹介した慶應DMCの教授に就任し、2008年の大学院開設に向けて準備にはいっています。
今回は、古川先生がこの数年特に力を入れて発言をされている「通信と放送の融合」に関わる諸問題についてお話いただく予定です。ワンセグがはじまり、ギャオやyou Tubeを通じてパソコンで無料動画を当たり前に見る時代がすぐそこに来ていると我々は認識していますが、PCやネットといった新たな製品・サービス市場をゼロから開拓してきた先駆者の目には、閉鎖的な考え方や規制がまだまだ数多くあると見えるようです。
夕学は第一期2001年春以来、実に5年半ぶりのご登壇。
当時古川さんの求める水準にかなうPA設備を持っている会場が少なかったため、プレゼンのためには、スピーカーからアンプまで一式を持ち込まれていたことを記憶しています。
久方ぶりの古川節が楽しみです。
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人気の夕学講演紹介
2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
人気の夕学講演紹介
2025年1月24日(金)18:30-20:30
教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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