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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2019年03月26日

第16回 6/19(水)池田 理代子さん

riyoko_ikeda.jpg6/19(水)は劇画家・声楽家 池田理代子さんのご登壇です。
私事ですが、私がフランス革命という史実を知り、最後の王妃と言われるマリーアントワネットに関心を持ったのは、小学生の頃に親戚のお姉さんからもらった漫画『ベルサイユのばら』を読んだことがきっかけです。
1972年連載開始された『ベルサイユのばら』は空前のヒットとなり、アニメ化、映画化、さらに宝塚歌劇団による舞台化にいたるまで、”ベルばら”ブームは一種の社会現象となりました。
フランス革命という史上初の市民革命を漫画として劇画化したこと、さらには、オスカルとアンドレといった史実のなかにフィクションを加えることによって物語として大きな厚みが生まれ、”ベルばら”の世界に瞬く間に多くの人が魅了されました。
これらは漫画家、劇画家としての池田理代子さんの手腕に他なりません。
2009年には、『ベルばら』を通して、多くの日本人がフランスの歴史、言葉、文化に関心を持ったという池田さんの功績を称え、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章が送られています。
その他にも、『オルフェウスの窓』『女帝エカテリーナ』『聖徳太子』…等、数々の大作を描くとともに、45歳で音大受験を決意、1995年には東京音楽大学声楽科に入学し、声楽家としての活動も行っている池田さん。
大作に向き合う創意工夫と熱意、ご自身の人生においても好奇心旺盛にさまざまなことにチャレンジしていらっしゃるその原動力はどこからくるのでしょうか。
作品作りを通して、またこれまでのキャリアより、池田さんのエネルギーの源、生き方についてお伺いできること楽しみです。(保谷)
・池田 理代子(いけだ りよこ)さん
・劇画家・声楽家
・演題:「私の歩いてきた道」
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