夕学レポート
2009年09月22日
第17回 12/15(火) 井村雅代さん
第17回 12/15(火)の講師は、元シンクロオリンピック代表コーチで、井村シンクロクラブ代表の井村雅代さんです。
以前、夕学に登壇いただいたアテネ五輪シンクロメダリストの武田美保さんによれば、シンクロの日本代表チームの練習は1日10時間以上、ほとんどの時間を水深3メールのプールで過ごすそうです。コーチの指導を受けている間も、常に立ち泳ぎを続けているとか。
その猛練習を支える体力を補うために5,000カロリー/日の食事を採るのだそうです。
猛練習に支えられた日本シンクロチームは、オリンピック種目に採用された1984年のロス大会から7大会連続でメダルを取り、日本のお家芸のひとつとして君臨してきました。
そのチームを作ったのが井村雅代コーチでした。
ソフトボールの宇津木妙子さんと並び、稀代の鬼コーチとして知られました。
プールサイドで選手を厳しく指導する姿はもちろん、テレビのバラエティに出ても、ニコニコと笑いながら「強くなるために10時間練習するのは当たり前でしょ」と喝破する姿が印象に残っています。
アテネ五輪で、団体、武田・立花のデュエットで銀を獲得して、代表コーチの座を降りた井村さんが、北京五輪に向けた中国チームのコーチに就任した時には、大きな議論を呼びました。
鬼コーチが、一転教え子達の敵に回る姿は、シンクロ版の星一徹という様相でした。
中国チームにも初のメダルをもたらした井村さんは、いまは日本に戻り、井村シンクロを拠点に選手の育成を続けています。
今回の講演タイトルは「叱って育てる」
国境を越え、時代を超えて貫き通してきた選手指導法を語っていただきます。
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