夕学レポート
2015年09月16日
第18回12/11(金) 白洲信哉さん
第18回12/11(金)は、白洲信哉さんをお迎えします。
父方の祖父母に、白洲次郎・正子、母方の祖父に、文芸評論家の小林秀雄をもつ白洲信哉さん。
さぞ素晴らしい古美術たちに触れてお育ちになられたのだろうと誰もが想像しますが、その期待に応えるように白洲さんはご活躍でいらっしゃいます。現在、古美術骨董専門誌 月刊『目の眼』編集長をつとめられ、執筆活動のほかさまざまな文化イベントの企画、プロデュース、デザインなどをてがけていらっしゃいます。
私は特に月刊誌 『婦人画報』 の白洲さんの連載、「古窯に盛る」のファンです。
美しい古美術の器に、料理が美しく盛られた、美しい写真とともに、白洲さんのこれまた美しい文章が、綴られています。”使う”こと、”使ってこそ”であることが日本の美の特徴と言われますが、この連載を拝見しているとつくづくそれを感じます。皆さんもぜひいちどご覧になってみてください。
そして、白洲さんの文章には、髄まで染み込んだ美の感性や愛情も感じます。そんな白洲さんの直のお話をお伺いできる貴重な機会。感性をとぎすませてじっくり伺いたい、楽しみに思っています。(湯川)
白洲信哉さん
・古美術骨董専門誌 月刊『目の眼』編集長
・演題:「美を求める心」
(本講演は講演60分、質疑応答30分で20:00終了です)
・講師紹介ページ
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人気の夕学講演紹介
2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
人気の夕学講演紹介
2025年1月24日(金)18:30-20:30
教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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