夕学レポート
2015年09月15日
第17回12/9(水) 林 真理子さん
12/9(水)は作家 林 真理子さんにご登壇いただきます。
林 真理子さんと言えば、直木賞受賞作家であるとともに、現在は直木賞をはじめ数々の文学賞選考委員を務め、現在の日本文壇を代表する作家のお一人です。
1982年のエッセイ出版以来、毎年上梓し続け、その数はなんと200冊以上。
林さんの小説には、その時代を謳歌し力強さを備えながらも、どこか切なく応援したくなる主人公ばかり。
読み進めていくうちに、自然と主人公に共感し、自らと重ね、物語へ入り込んでいることに気づきます。
小説を書く際に、作家はどのようにテーマを見つけ、ゼロから物事を動かしているのでしょうか。
数々のエッセイからも感じる通り、欲望を知的好奇心へと昇華させ、エネルギッシュな日々を過ごし作品へと投影される林さんから、今回は小説を書く意義と意味について、お話しいただきます。(保谷)
林 真理子さん
・作家
・演題「小説を書く時間」
・講師紹介ページ
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オススメ! 春のagora講座

6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える
【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

人気の夕学講演紹介

2025年5月27日(火)18:30-20:30
アテンション・エコノミーのジレンマ
山本 龍彦
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、慶應義塾大学 X Dignityセンター共同代表
偽・誤情報や誹謗中傷、さらには社会的分断の一因になっているとも言われる「アテンション・エコノミー」が孕むジレンマに人権や民主主義の観点から迫り、克服の糸口を考えます。

人気の夕学講演紹介

2025年5月30日(金)18:30-20:30
蔦屋重三郎の仕事に迫る
鈴木 俊幸
中央大学文学部教授
NHK大河ドラマ『べらぼう』時代考証教授
次々と流行を生みだしていった蔦屋重三郎との仕事ぶりを辿り、江戸時代中期から後期へと大きく変化する時代の様相を見てみます。
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