KEIO MCC

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夕学レポート

2012年03月28日

第19回 6/18(月) 石川勝美さん

第19回 6/18(月)に登壇いただくのは、石川遼選手のパパ、石川勝美さんです。
埼玉縣信用金庫に勤務しながら、石川選手のコーチ、マネジメントをこなす石川パパ。
石川選手が小学生時代、「夢はマスターズ優勝」と掲げたことをきっかけに、息子の夢を叶えるため、1年360日、練習にラウンド、試合の付き添いをしながら石川選手をトッププロに育て上げたとのことです。
ここまでなら、イチロー選手のお父さん(チチロー)や、福原愛選手のご両親など、親子鷹で子供を一流スポーツ選手に育てた先達はいらっしゃいます。
今回、石川パパを夕学にお呼びした理由は、ゴルファー石川遼をどう育てたのか、と同時に、人間石川遼をどう育てたのか、をお聞きしたかったからです。
私にも大学生と高校生の子供がいるので余計にそう思うのかもしれませんが、10代の頃から石川選手の話し方、言葉遣い、精神状態の保ち方には目をみはるものがありました。
早熟の天才というのは、世間の注目から自身を制御するだけの精神的バッファがないせいか、傲慢不遜な態度によって、外部と距離を置くことで、精神バランスを保っているようなところがあります。
イチローもそうですし、中田英寿も、貴乃花もそういうところがありました。
石川選手の場合、それが皆無です。
苛烈な取材競争にさらされながら、あれだけ優等生的な対応をしていて、フラットな精神状態を保てる人間力は、いったいどこから生まれたのか。
それをお聞きできればと思います。

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