夕学レポート
2017年04月03日
第21回 7/14(金)壬生 篤さん
7/14(金)は作家・編集者 壬生篤さんのご登壇です。
寿司に天ぷら、鰻・・・など、現代でも和食として食べられている料理の数々は、江戸時代にその原形ができあがっていたというのは広く知られているところです。
江戸は二百年前からロンドン、パリ以上の人口を抱える世界最大級の都市であり、絵画や文学などの水準の高さに加え、人々は豊かな食文化を楽しんでいたと、壬生さんはおっしゃいます。
壬生さんは、江戸から明治の文化に精通し、特に食文化については、豊富な知識とともに数々の著書もお書きになっています。
原作を務めた漫画『文豪の食彩』はテレビドラマ化もされ、日本を代表する文豪達が何を食していたのか、日本の豊かな食文化、それらは現代につながっていることに興味深くご覧になった方も多いことでしょう。
今回は、鎖国によって近代化が遅れている・・・という誤った私たちの認識を覆してくれるような、世界にも誇る高い文化水準の”江戸時代の食”をテーマにお話しいただきます。
食べているものをみればその人がわかる・・・と言われます。
いまも昔も、食文化からは、その時代を生きている人の息づかいや躍動感が感じられるのでしょう。
当日のお話では、江戸時代にタイムスリップするような、江戸の生活を垣間見ることに今からワクワクしています。(保谷)
・壬生 篤
・作家・編集者
・演題:「探索!”江戸の食”~それが今、教えてくれるもの~」
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客観性に閉じ込められる私たち
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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