夕学レポート
2012年04月02日
第22回 7/6(金) 本郷和人さん
第22回 7/6(金)に登壇いただくのは、東大資料編纂所教授の本郷和人先生です。
本郷先生は、日本中世史を専門にされており、特に中世の統治システムの研究から、天皇制の実相を明らかにされてきました。
女性宮家創設問題、皇位継承論議は、これから数年のホッとな政治イシューになることは間違いありません。しかしながら、多くの人にとって、天皇制は、知っているようで知らない問題でもあります。
選挙の争点になるようなことはないでしょうが、主権者としては、いまのうちに歴史的に正確な知識を確認する必要があるかと思います。
「世界に類を見ない万世一系の伝統」という一般的な知識レベルからもう一歩、二歩突っ込んで、「日本の歴史にとって、天皇とはどんな存在であったのか」について、冷静に、かつ共感をもって認識を深め、天皇の未来に向けてのありようを議論してみたいと思います。
ちなみに、本郷先生は、現在放映中のNHK大河ドラマ「平清盛」の時代考証を担当されているそうですので、こちらのお話も合わせて伺えるものと思います。
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客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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