KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2022年10月12日

第23回 2/1(水) 藤井 丈司さん

fujii_takeshi_1.jpg第23回 2/1(水) は音楽プロデューサーで、慶應義塾大学アートセンター フェロー、藤井 丈司さんのご登壇です。
藤井さんの大学での授業が学生たちに大人気、三田キャンパスの大教室が満席になるほどと噂に聞いて、「いいなあ、一度私も藤井さんの授業を受けてみたい!」と思ったのが本講演のきっかけでした。
藤井さんはYMOのシンセサイザー・プログラマーや、サザンのプロデューサーをされてこられた方。聞くといまの学生たち、若者たちは、デジタルで自由に音楽にアクセスができるので、当時のシティポップもひとつの音楽ジャンルとして自然に親しみ、聞いて楽しんでいるそうです。私たちが聞いても、懐かしいのに古くならず、いま聞いてなお新鮮、そう誇らしくも思います。さらに、日本のシティポップは世界で人気があるとも聞きます。その特徴や魅力を知ることは、楽しみの広がりだけでなく、ビジネスのヒントにもなるのではないか、ととても今回の講演を楽しみにしている、私もその一人です。
さて、藤井丈司さん。
キャリアスタートは1980年代中頃、シンセサイザー・プログラマーとしてYMOの制作です。あの一世を風靡したYMOとシンセサイザーの、と驚きますが続くキャリアも華やかであざやかです。サザンオールスターズ、桑田佳祐、布袋寅泰、玉置浩二、ジュディアンドマリー、井上陽水、ウルフルズ etcなどのアーティストの作品に、プロデューサーあるいはアレンジャーとして参加されています。
記憶と記録のミリオンヒット多数、とはプロフィールにある表現ですがまさにその通り。
そして現在は、こうしたご経験をふまえ大学で教鞭をとるとともに、オンライン音楽塾「Poppo(ポッポ)」を主催、音楽を作ってみたい人々を広く熱く、応援・指導されていらっしゃいます。
今回の講演では藤井さんに、シティポップをその歴史から紐解くとともに日本の文化、風土、日本人の特徴、日本の魅力や特徴をじっくり読み解いていただきます。シティポップが懐かしい世代も、このごろ聞いていらっしゃるという方も、ぜひ、ご一緒いたしましょう。(湯川)
藤井 丈司(フジイ タケシ)
音楽プロデューサー、慶應義塾大学アートセンター フェロー
演題「シティポップの歴史と現在 ~音楽で読み解く日本文化~」
プロフィールはこちら

メルマガ
登録

メルマガ
登録