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夕学レポート

2022年10月13日

第24回 2/7(水) 小泉 悠先生

koizumi_yu.jpg第24回 2/7(水) 東京大学先端科学技術研究センター 専任講師、小泉 悠先生です。
小泉先生のご専門は、安全保障論、国際関係論、ロシア・旧ソ連諸国の軍事・安全保障政策。特に、軍改革、ハイブリッド戦争、核戦略、インターネット統制。
まさにいまの世界情勢を専門的に分析し、わかりやすく解説してくださっています。さまざまなメディアでご発信、また、ユーリィ・イズムィコ名義で執筆もされておりご活躍でいらっしゃいます。
小泉先生のプロフィールからも培われた専門性が伝わってきます。早稲田大学大学院政治学研究科修了(政治学修士)、民間企業勤務を経て、未来工学研究所特別研究員、外務省情報統括官組織専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済研究所客員研究員、国会図書館調査員などを歴任。2019年より東京大学先端科学技術研究センター特任助教、2022年1月より現職。
そして研究成果ともいえる著書『「帝国」ロシアの地政学』で2019年、サントリー学芸賞を受賞されています。このときの選考評価で、本著とともに、研究者として大変高い評価を得ていらっしゃいます。
「著者はロシアを中心とした軍事専門家であるが、視野の狭いいわゆる「軍事オタク」ではない。軍事や政治問題を、ロシアや旧ソ連諸国の社会や心理、文化、発想法などを深く理解し、日本や欧米のそれと比較しながら幅広く論じている。」
(ソ連の過去の評価を)「覆す実力を備えた、将来を大いに期待できる有力な研究者である。」
ロシアによるウクライナ侵略、のニュースに日本にいて触れているとどこか一方的なものに感じますが、戦争とは対立する両者あってなるもの。各国の論理、社会、文化、発想などを”深く理解し、論じることのできる”小泉先生とともに、ロシア側の論理からも考えてみる今回。90分間のご講演、ご講義、しっかり学べるよい機会、しっかり皆さまご一緒に学びたいと思います。(湯川)
小泉 悠(コイズミ ユウ)先生
演題「ロシアの論理、ウクライナの論理」
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