夕学レポート
2007年10月12日
第24回(2/5)阿川尚之さん
第24回(2/5)の講師は慶應SFC教授の阿川尚之先生です。
現在慶應SFC総合政策学部の学部長を務められ多忙な日々を送る阿川先生。
日本を代表する親米派知識人の一人でもあります。
若くして米国に留学し、米国のロースクールを出てロイヤーの道を歩み始めた経験が、親米の原点だそうです。
小泉政権下では、在米日本大使館公使として3年間アメリカに在住し、日米関係維持のために汗を書いて来られました。
ブッシュ政権下の米国の孤立主義は、必ずしも世界から評価されていないとも言われています。
「テロとの戦い」を謳い、中東の反米勢力との戦争に世界を巻き込んだ強引さ。
世界最大の地球温暖化ガス排出国でありながら、自ら作った京都議定書の枠組みから、さっさと降りてしまう傲慢さ。
自由と民主主義の先進モデル国家なのか、市場原理主義を世界中に移植しようとする覇権国家なのか。
アメリカは、単純なようで複雑な不思議な国ではないでしょうか。
さて、そんなアメリカも、来年には新たな大統領が登場します。
泥沼化したイラク問題、北朝鮮を巡る六ヶ国協議、まったなしの環境問題。
日本にとって重要なこれらの問題はどう進展していくのでしょうか。
そして、9条を最大の争点とする憲法改正問題に対して、アメリカはどういう姿勢を取るのでしょうか。
親米派だからこそ語ることが出来る「アメリカの本音」をお聞きしたいところです。
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