夕学レポート
2013年09月30日
第24回 1/28(火) 国領二郎さん
第24回 1/28(火)は慶應SFCの国領二郎先生の登壇です。

90年代のIT黎明期から、ITの進化が企業経営をどう変えていくのかを研究してきた国領先生。あまりにも有名な「オープンネットワーク」概念の提唱をはじめとして、この世界をリードしてきた経営学者です。
現在は、慶應義塾の常任理事として学校経営を担う、慶應の大黒柱のお一人でもあります。
夕学には、2001年の第1回シリーズから何度か登場していただいてきましたが、今回は今春出版された『ソーシャルな資本主義』(日本経済新聞出版社)にちなんだ講演をお願いしました。
ITの本質は、「従来見えなかったものが見えるようになること」や「従来は切れていた関係がつながるようになること」だと、国領先生はいいます。
見えないものが見えること、遠く離れていた存在とつながるようになることで、経済や社会はどう変わるのか、それは新しい資本主義のかたちとも呼べるものなのか。
「いいですか、ここが大事なとこですよ。聞き逃さないでよ!」
そんなオーラを発散しながら、ささやくように語る国領節に耳を傾けながら、新たな経済社会と経営の姿を考えてみたいと思います。
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