夕学レポート
2020年09月09日
第3回 10/20(火)秋元 雄史先生
第3回10/20(火)は秋元雄史先生です。
秋元先生は、”あの藝大の”美術館館長で教授でいらっしゃます。
当大学美術学部絵画科ご卒業後、ベネッセアートサイト直島アートプロジェクト主担当、地中美術館館長、金沢21世紀美術館館長などをへて、現在に至ります。
そして、”あの直島” をプロデュースされた方です。
なるほど!あの直島ね、とうなずかれた方、多いのではないでしょうか。瀬戸内の小さな島に、全国・世界各地からたくさんの人が訪れる直島。現代アートの聖地とも呼ばれ、現代アートブームの火付け役ともなりました。
また、『アート思考』『武器になる知的教養』など、本で秋元先生に出会われた方も皆さんのなかには、きっといらっしゃることと思います。私も楽しく読みました。なかでも印象に残っているのは
「感じるままに感性で観ればいいの嘘」
という一行。はっとしました。美術は感じたままに感性で観ればいい、とよく言います。私は美術鑑賞が好きなので、自由に楽しめばいいという考えに賛成な一方、いやいや、その「感じるまま」が一番難しいのよね、となんども感じてきた一人です。
何を感じてよいかがよくわからない。どうしたら自分の感性がよくなるのかが知りたい。そんな私たちの思いに寄り添い、ガイドし、感性と知識の交差点に出会わせてくださるのが秋元先生。
今回の講演は、アートとビジネスの交差点。さて、どんな出会いがありますでしょう、どんな道を皆さんと楽しめますでしょう。(湯川)
・秋元雄史(あきもと ゆうじ)先生
・東京藝術大学大学美術館 館長/教授、練馬区立美術館 館長
・演題「アートとビジネスの交差点から世界を考える」
講師プロフィールはこちら。
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