夕学レポート
2013年03月02日
4/16(火) 第2回 山崎元さん
4/16(火)の第2回の講師は楽天証券経済研究所 客員研究員の山崎元さんです。
わかりやすい解説と歯切れのよいコメントが魅力で、経済誌からテレビまで幅広く活躍をする山崎さん。アベノミクスに対しても、折にふれニュートラルで是々非々の意見を発信していらっしゃいます。
安倍首相が「三本の矢」と称するように、アベノミクスと呼ばれる経済政策には、大きく三つの側面があります。
ひとつは、インフレ目標2%までは大胆な金融緩和の実施を明言することで期待を形成させることに成功しつつある金融政策。
ふたつめは、「国土強靱化」を掲げた緊急経済対策として大型の補正予算を組んで景気のテコ入れを図ろうとする財政政策。
三つめが、産業競争力会議を中心に、構造改革や競争力強化を図ろうという成長戦略。
金融政策は、株高、円安が進み、金融緩和に前向きな日銀の新総裁が決まったことで安倍さんの思惑通りに一幕目を終えつつあるかと思います。
財政政策について、またぞろバラマキ公共事業の復活かという危惧が高まっており、同時並行的に進む来年度の予算編成に関しては、どこまで制御できるか正念場がこれから始まります。
産業競争力に関しては、元気のよい民間議員が参集しているものの、骨抜きを狙う官僚集団とのせめぎ合いが本格化するのはこれからで、安倍さんがどこまでリーダシップを発揮できるのかによって、色彩はかなり変わると思われます。竹中さんら民間メンバーも安倍政権の本気度には、疑心暗鬼を脱い切れていないというのが正直なところかと思います。
さすがに二度目とあって、近年の総理としては出色の好スタートをきった安倍政権ですが、参議院選挙への深謀遠慮もあって、アベノミクスの二幕目はまだ行方が読みづらいようです。
世界経済は不確定要素をいくつも抱えており、これから山崎さんの講演日(4/16)までの一ヶ月半で、情勢が大きく変わる可能性だってあります。
アベノミクス第二幕をどう読むか。興味深いお話が聞けるものと思います。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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