夕学レポート
2014年03月06日
第4回 4/18(金) 井上哲浩さん
第4回 4/18(金)に登壇いただくのは、慶應ビジネススクール教授の井上哲浩先生です。
マーケティングサイエンスを専門とする井上先生。恩師である池尾恭一先生との共著で、こんな本も書いています。『戦略的データマイニング』日経BP社
この2年程、マーケティングの世界では、「ビッグデータ」という言葉が盛んに喧伝されました。
ICチップが至るところに埋め込まれ、私たちの行動はデジタルデータとしてさまざまなところに蓄積されているといわれています。
またtwitter、SNSといったソーシャルメディアから発信される定性情報はネットワーク上に増殖を続けています。
かつては泡のように消えていった私たちの行動や発言が、個人IDにヒモ付けされることで連結、意味づけされて、ビッグデータの中から創出してくる。
ビッグデータ=宝の山論を信じる人は、決まってそんな壮大な物語を語ります。
はたしてそれは本当なのか。典型的なバズワード現象に陥りつつある「ビッグデータ」の時代に、マーケティングはどう変わるのか、あるいは何が変わらないのか。データを使った「発見と創出」のマーケティングを標榜する井上先生の持論をお聞きします。
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オススメ! 春のagora講座

6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える
【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

人気の夕学講演紹介

2025年5月27日(火)18:30-20:30
アテンション・エコノミーのジレンマ
山本 龍彦
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、慶應義塾大学 X Dignityセンター共同代表
偽・誤情報や誹謗中傷、さらには社会的分断の一因になっているとも言われる「アテンション・エコノミー」が孕むジレンマに人権や民主主義の観点から迫り、克服の糸口を考えます。

人気の夕学講演紹介

2025年5月30日(金)18:30-20:30
蔦屋重三郎の仕事に迫る
鈴木 俊幸
中央大学文学部教授
NHK大河ドラマ『べらぼう』時代考証教授
次々と流行を生みだしていった蔦屋重三郎との仕事ぶりを辿り、江戸時代中期から後期へと大きく変化する時代の様相を見てみます。
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