夕学レポート
2014年03月06日
第4回 4/18(金) 井上哲浩さん
第4回 4/18(金)に登壇いただくのは、慶應ビジネススクール教授の井上哲浩先生です。
マーケティングサイエンスを専門とする井上先生。恩師である池尾恭一先生との共著で、こんな本も書いています。『戦略的データマイニング』日経BP社
この2年程、マーケティングの世界では、「ビッグデータ」という言葉が盛んに喧伝されました。
ICチップが至るところに埋め込まれ、私たちの行動はデジタルデータとしてさまざまなところに蓄積されているといわれています。
またtwitter、SNSといったソーシャルメディアから発信される定性情報はネットワーク上に増殖を続けています。
かつては泡のように消えていった私たちの行動や発言が、個人IDにヒモ付けされることで連結、意味づけされて、ビッグデータの中から創出してくる。
ビッグデータ=宝の山論を信じる人は、決まってそんな壮大な物語を語ります。
はたしてそれは本当なのか。典型的なバズワード現象に陥りつつある「ビッグデータ」の時代に、マーケティングはどう変わるのか、あるいは何が変わらないのか。データを使った「発見と創出」のマーケティングを標榜する井上先生の持論をお聞きします。
登録

人気の夕学講演紹介

2025年7月2日(水)
18:30-20:30
音楽界の変革と未来:ヴァイオリニストが見る可能性
廣津留 すみれ
ヴァイオリニスト
音楽業界の変遷や舞台袖の裏話、これからの「好きなことを仕事にする」生き方についてお話しします。

人気の夕学講演紹介

2025年7月10日(木)
18:30-20:30
家族と少子化の経済学
山口 慎太郎
京都大学大学院理学研究科 教授
科学的なデータと分析から浮かび上がる、これからの日本の家族と社会のありようについて、考えを深めていきましょう。

人気の夕学講演紹介

2025年7月18日(金)
18:30-20:30
残すに値する未来を考える
安宅 和人
慶應義塾大学環境情報学部 教授
LINEヤフー(株)シニアストラテジスト
都市集中型社会に対するオルタナティブ検討をこれまで7年半行ってきた活動から見えてきているfindings と意味合いについて議論します。
登録