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夕学レポート

2010年03月16日

5/19(水) 伊丹敬之さん 「イノベーションを興す」

第10回 5/19(水)の講師は、東京理科大学 専門職大学院 総合科学技術経営研究科長・教授の伊丹敬之先生です。
伊丹先生は、夕学4度目の登壇です。私は、二年から三年経つと、伊丹先生の話が聞きたくなります。しかも、毎回直近の著書や研究テーマをモチーフにした新しいお話をしていただけるのが伊丹先生のすごいところです。
今回は2年前に東京理科大に移籍されてから取り組んでこられた「イノベーション」に関わるお話になります。
伊丹先生の魅力のひとつに「言葉にこだわる」ことがあります。(詳細はこちら
耳障りのよい経営学用語を使うことで、私達実務家が、「わかったつもりになる」「説明したつもりになる」ことを排し、自社の問題、自分自身の問題として状況に関わり、自分の頭で考え、自分の言葉で語ること、しかも説得力を持ったロジックとして持論を構築することを教戒しているように思えます。
イノベーションにおいても、
「筋のいい技術を育てる」「市場への出口を作る」「社会を動かす」という言葉を使っています。
そこには、イノベーションを興す「主体者」たらんとする人々に向けた力強いメッセージを感じます。
今回の講演でも、技術開発論ではなく、人間力学としてイノベーションを語っていただけるとのこと。 たいへん楽しみです。
この講演にご関心をお持ちの方には、下記の講演もお奨めです。
・6/1(火)坂本 光司 「日本でいちばん大切にしたい会社」
・7/20(火)小倉 紀蔵 「日中韓はひとつになれるか・・・文化・文明論的観点から」
・7/27(火)松本 健一 「日本の青春時代とは、何か~『坂の上の雲』にふれて~」

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